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ベンチマークを作る

今回は「ベンチマークを作る」ということ。

行政書士で成功する。
そもそも成功って人によって違いますので、これを一概にいうことはできません。
そもそも答えはないでしょう。

ですが、事務所経営がうまくいっているという点において、いくつかの法則というかやり方はあると思います。

ベンチマークを作る

個人的に特に開業時において目標とすべき人、事務所、その考え方、やり方をベンチマークにすることは、非常に大事だと思っています。

やりながら修正していく。
最終的にはこれに尽きるとしても、上手くいっている事務所の真似をするのが、結局は早いと思うからです。

といっても、人によって、事務所によって、やり方、考え方はそれぞれ。
行政書士の事務所の数だけあるとさえ言えます。

上手く行っている事務所の類型

ここでは僕が開業してみてきた中で上手くいっていると思われる事務所を独断と偏見で考察し、分類してみたいと思います。

①超実務特化型

特定の業務に特化し、圧倒的に知識を積み重ねることで、業界で突き抜けこの業務といえば○○という形

②実務特化+コンサル型

特定の業務に特化しつつ、場合によってはその業務の会社を作り、そのノウハウをコンサルティングとして提供していく形

③コンサル型

資格を入り口にしてコンサルティングや関連商品を中心にする形、実務をあまりやらない点で②と異なる

超ざっくりとした分類ですが、これに集客方法でもパターンはある程度決まっています。

最近でいうとこれに加えテック型というのもありますね。いわゆるリーガルテック分野に進出する類型です。

営業方法もパターンが有る

そして営業方法にも事務所によって得意とする方法があります。

ネット中心、アナログ中心。
それぞれについてもSEO型、PPC型、SNS型。

電話営業型、コミュニティ型、チラシ型、セミナー型。などなど細かな分類があると思います。

もちろんどの業務を扱うかによっても、営業方法や集客方法なども変わるでしょう。

僕の場合には、開業する際に憧れの先生がいまして、その方のウェブ戦略を大いに参考にさせていただきつつ、実務特化で目標とする先生がいたので、その方を目指して特化してやってきました。

そのうえでブログに力を入れたり、自分の色を加味してきました。

行政書士事務所の運営に答えはありません。
それぞれのやり方がありますし、考え方がありますし、それぞれにうまくいく方法があると思います。

もちろん原理原則、いわゆる王道はあります。

やるべきことをやっていれば、基本的には何とかなると思っています。

ですが、その中でも自分の目標、ベンチマークを設定することで、より早く事務所経営を安定させることができる方向性を見出すことができる
そう思うのです。

そのためには事務所見学をしたり、開業している人の話を聞くのも非常に大事です。

そうすることでイメージが明確になり、より行動の精度を上げることができるからです。

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ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。