今回は「ノミのジャンプ」です。有名な話なので知っている方も多いかもしれません。
驚異的な“ジャンプ力”で知られるノミ。20cm跳べるノミがいるとします。
そのノミを高さ10cmの箱に入れ、ふたをしてしばらく放置します。
そして、そのノミを再び箱から出してみるとそのノミはどうなるでしょう。
そのノミは10cmしか跳べなくなっているそうです。
箱の中でふたをされていたため、10cmしか跳ぶことのできなかったノミは箱から出されても、10cmしか跳べない。
20cm跳ぶ能力を持っているにもかかわらず、こうなってしまうのはなぜでしょう。
箱の中という環境で、10cmという限界を作られてしまったために、10cmが、自分に跳べる高さの限界と思ってしまったからです。
自分の中の「アタリマエ」
周囲が受け身で現状維持の中にいるか、チャレンジが当たり前の中にいるか、それで自分の「アタリマエ」って変わってくるのです。
置かれている状況や過去の経験の中で、いつの間にか自分で自分の限界を決めてしまいがち
でも、限界を決めているのは自分です。自分で跳べる箱の高さを決めてしまっているかもしれません。

ちなみにこのノミ、箱から出して、仲間のもとに戻すと、少したってからは通常の高さまで跳べるようになるそうです。
自分だけだと限界を作ってしまいがちなら、高く跳んでいる仲間がいる場所にいればいい。
自分の場合、きっと少し前なら諦めていたこと、今はチャレンジできていると思います。
それはいつももっともっとと頑張っている仲間や先輩が、たくさん周りにいてくれるから。
できない理由を挙げてあきらめるのでなく、どうしたらできるかを考え、行動に移している環境があるから。
もう一歩踏み出せば、過去の自分を超えられる。
今までたとえできなかったことでも、違ったやり方だったらできるかもしれない。
過去で判断してはいけない。
諦めなければすべてがかなうのかはわからないけれど、何かをつかんだ人はあきらめなかった人でしょう。
限界をつくるのは自分です。
それを乗り越えていけるのも自分だけです。
今までできなかったことでも、やり方を変えればできるかもしれない。
過去に縛られすぎてはもったいない。
自分の限界を超えるのは自分しかありえません。
思った以上に人の限界って限界でない。
自分を打ち破っていきましょう!!
やるからできる!!