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事務所ってどうする?

今回は「事務所」についてです。

自宅開業か事務所を借りるか、今まではこの二つの選択肢の中での話が多かったと思います。
しかし、僕自身はちょっと違う形で開業しました。
【共同事務所】です。

僕は開業の時から銀座で事務所をもちました。しかしお金もないですし、仕事のあてもない。
売上が読めないのに固定費をかけることはできない。

ではどうしたかというと数人の行政書士で分担しあったのです。
それぞれが独立した士業で、家賃やコピー機、光熱費などを分担しました。

更に書籍や資料も共有できたのも大きかったです。

事務所は持ちたいけど、固定費は下げたい・・・そんな状況にこの共有で事務所を持つというのはぴったりだったのです。
さらには気軽に意見交換できたり、忙しい時には仕事を手伝ってもらったり、ハードの面以外でもたくさんのメリットがありました。

もちろんいいことばかりではなくデメリットもあります。
・自分一人で決められないこともある
・途中でいなくなるリスクがある(自分も好きな時に出ていけない)
・人間関係が難しくなるリスクがある

しかし共同事務所という形態をとったことで銀座という一頭地で事務所を持てたことは、結果的に自分の営業にも、交通の利便性からも非常に有益でした。

自宅か、事務所を借りるかそれだけでなく、こうした形態も選択肢に入れることで最適な開業ができるのではないでしょうか?

もちろん個人情報保護の観点から仕切りや書類の管理が大事なのは当然です。

また、事務所を共同で使うということは上下関係というわけではないので、メリットもありますが、例えば要望を言いにくいなどのデメリットもあります。

その意味でもしっかりとルールを決めるのが共同事務所でも大事と言えます。

売上アップも大事な要素ですが、経費を削減するのも同じくらい大事です。
事務所コストだけでなく、通信コスト、電気代の削減などコスト削減にもしっかり取り組んでいくことが必要ですね。

行政書士の学校ではオフィスだけでなく複合機、携帯など事務所運営に必要なコスト削減会社と提携していますので、興味のある方はお気軽にご相談くだいませ。

では今回はここまで。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。