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行政書士として独立開業したら(2)

行政書士として独立開業したら(1)

今日は、前回に引き続き、独立準備のために私が行ったことを紹介します。

4.スタートダッシュできるように営業ツールを用意する

開業してスタートダッシュをかけるのであれば、名刺やホームページなど営業ツールを準備しておきたいですよね。
余裕があれば事務所案内や封筒なども揃えたいところですが、結構重要だと思うものが案内状でした。

自分が行政書士になったということをできるだけ多くの知人に知らせる。
知ってもらえなければ何も生まれません。

実際、行政書士が何ができるかを知っている人は少ないので、開業したということに加え、
何ができるのか、どんな時に声をかけてほしいのか文面の工夫も大切です。

5.目標達成のため事業計画を考える

事業計画を立てようとすると、自分の強みや弱みを知ることができます。
そして目標を明確にできる、というメリットがあります。

開業準備中はあれこれと手を出したくなるものだし、不安から色々な情報に踊らされます。
しかし、そんな時こそしっかりと目標を見定め、やるべきことをひたすらやっていくことが何より大切なのです。

さらに、これは目標にも通じますが、たとえば月の売上を100万円だとしたら。
どの業務を、いくらで、誰に、どのくらい、どうやって提供するかを考えてみてください。

そのためには業務ごとの報酬を決めることが必要であり、どれだけこなせば達成できるのかが明確になります。
これらはあくまで計画にすぎませんが、事業計画をできる限り詳しく作ることをぜひ開業前にやってほしいと思います。

6.人のご縁に勝るものはなし!人脈を作ろう!

情報は人が持っています、人のご縁に勝るものはないと思うのです。

直接仕事をくれる人や見込み客になりそうな人に会いに行くのも、
ワンストップサービスを提供できるように同業や他士業とネットワーク構築も非常に大事です。

本やインターネットから学ぶこともあるでしょうが、生の人間から学ぶほうがより直接的で情報も新しいのです。

私は、できる限り苦手ながらも勉強会や交流会に参加して人脈を作ろうとしましたし、今でもそれは継続しています。
(今現在、経営者勉強会として「凛」と「江戸っ子社長会」の他、若手士業の会を開催しています)

継続するということはその価値を感じ続けているということであり、むしろもっともっと開業前に色々な人と会っておけばよかったと思うくらいです。

いきなり宣伝になってしまいますが、私が校長をつとめている「行政書士の学校」でも開業ダッシュセミナーを
行います。

ぜひこの会場で生の人間からの情報を得てみませんか?
お待ちしています!

 

 

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。