平成30年度の行政書士試験の合格発表が行われましたね。
見事合格された方、おめでとうございます!
早速開業を考える方も多いのではないでしょうか?
目次
行政書士は独立開業しやすい資格?
行政書士は独立開業しやすい資格です。
なんといっても開業にかかる費用が圧倒的に少ないからです。
しかし、開業してもすぐに売上を上げられるわけではありません。
私自身、自分なりに工夫して試行錯誤し、やるべきこと、やったほうがいいことを続けてきました。
その過程で段々と売上も上がり、今では開業10年目、7年目の時に行政書士法人に組織変更。
10人以上のスタッフに恵まれ今年も新たに仲間を増やす予定です。
独立したら「先生」?
自分が行政書士として開業したとき、驚いたのは急に「先生」と呼ばれたことでした。
好むと好まざるとによらず、行政書士として開業したら、巷では「先生」などといってもらえるのです。
しかし補助者としての経験もなく、即開業した場合は、依頼者の方が詳しいことも珍しくありません。
それでも行政書士として登録し、国からお墨付きをいただいて業務をする以上その責任を全うしなくてはなりません。
まだ業務をやったことがないからなどは当然だが通用せず、依頼者にとっては開業したてだろうが「先生」なのです。
独立準備、何をしよう?
いよいよ独立開業するとして、具体的に私は、何をしたのか紹介しようと思います。
1.お金をかけずに始められる「ブログ」を始めた
開業する際に、ブログは無料で集客できるという本を何冊か読みました。
そして、その日のうちにアカウントを取得し、日々研究を重ねました。
実際に直接仕事も頂いたし、たくさんの良質な出会いにも恵まれましたし、本当にブログを始めてよかったと思っています。
最近は、Facebookも使用者は多いのですが、今でも私は一番ブログに力を入れています。
現在のサイトはこちら
2.具体的なイメージをするため事務所を訪問する
まさに百聞は一見にしかず。
事務所を訪問させていただくと、それぞれ事務所によってやり方や強みが違うことに気づきました。
整理の仕方や机の配置など、雰囲気を直に感じることで、開業のイメージを明確にできました。
面識があり、事前に約束をしていけば意外と嫌な顔もされないかと思います。
ぜひ、積極的に事務所訪問をしてみることをお勧めします。
行政書士法人GOALでも、事務所訪問はなるべく受け付けていますので、ご連絡くださいね。
3.手引きや記載例、書式などを集める
実際に実務をするにあたり、仕事で実際に使う手引きや記載例、書式を揃えておくと良いでしょう。
特に許認可手続きの多くは管轄の役所のホームページからダウンロードできます。
宅建業の手引きなどは非常によくできています。
自分でいろいろ書き込んだりしてみて自分だけの参考書のようにしてしまうのもいいと思います。
FAX送信表や委任状、請求書や見積書なども自分で作れるものに関しては開業準備中に揃えるなど、
やりながらアップデートしていけばいいわけです。
最初から完璧なものを揃えようとしないのもポイントでしょう。
まとめ
- 独立開業する場合は、お金をかけずに始められるブログを始めてみよう
- 事務所の具体的なイメージをつかむために、先輩方の事務所訪問をしよう。
事務所の数だけ、戦略がある。自分なりの戦略を立てよう - 実際に仕事のやり方に触れるために、手引きや記載例、書式などを集めよう
続きは(2)でご紹介していきます!