「業際」について

今回は最近も巷を賑わせている?「業際」について。

某行政書士が某弁護士会から訴えられ高裁でも負け、最高裁でも争おうとしているのは有名な話です。
これについては詳細な情報を持っているわけでないので、コメントできないところもありますが、個人的な感想としては最高裁判例にすべきでなく、訴えを取り下げてほしいと思っています。
最高裁判例という者の重み、そしてその影響を考えてほしい。

この件とも絡むのが「業際」です。
弁護士法72条違反のほかにも、法令で他士業の独占業務とされている業務に触れ、業際問題に発展することは残念ながら多くありますね。
業務範囲の広い行政書士だからこそ、この点については特に注意すべきでしょう。

とはいえ、僕の中では業際については解決しています。
方法はいたってシンプル。

他士業の専門家ネットワークを作ればいい、それだけです。

これ以上は行政書士の仕事ではないな、そうなったら即、その道の専門家につなげばいいのです。
行政書士には認められている仕事があるのだから、わざわざその他の仕事をするべきではない。
法令違反をするなどもってのほかです。
職業倫理以前に人間としての問題だと思います。
ならぬものはならぬのです。

だからこそ、士業のネットワークが大事なのです。
アライアンスを組んで協業する。
お互いに専門性を高め、それぞれにプロとして認めあい、自分の職域で職責を全うする。
それだけで、そんな当たり前のことで、業際問題は解決できる、いえ、そもそも起こりえないのです。

今月は日程が合わずにやりませんが、僕も士業の交流会は定期的にやっていますし、それ以外にもたくさんありますから、信頼できる士業ネットワークをどんどん強固にしていきましょう。