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「業際」について

今回は最近も巷を賑わせている?「業際」について。

某行政書士が某弁護士会から訴えられ高裁でも負け、最高裁でも争おうとしているのは有名な話です。
これについては詳細な情報を持っているわけでないので、コメントできないところもありますが、個人的な感想としては最高裁判例にすべきでなく、訴えを取り下げてほしいと思っています。
最高裁判例という者の重み、そしてその影響を考えてほしい。

この件とも絡むのが「業際」です。
弁護士法72条違反のほかにも、法令で他士業の独占業務とされている業務に触れ、業際問題に発展することは残念ながら多くありますね。
業務範囲の広い行政書士だからこそ、この点については特に注意すべきでしょう。

とはいえ、僕の中では業際については解決しています。
方法はいたってシンプル。

他士業の専門家ネットワークを作ればいい、それだけです。

これ以上は行政書士の仕事ではないな、そうなったら即、その道の専門家につなげばいいのです。
行政書士には認められている仕事があるのだから、わざわざその他の仕事をするべきではない。
法令違反をするなどもってのほかです。
職業倫理以前に人間としての問題だと思います。
ならぬものはならぬのです。

だからこそ、士業のネットワークが大事なのです。
アライアンスを組んで協業する。
お互いに専門性を高め、それぞれにプロとして認めあい、自分の職域で職責を全うする。
それだけで、そんな当たり前のことで、業際問題は解決できる、いえ、そもそも起こりえないのです。

今月は日程が合わずにやりませんが、僕も士業の交流会は定期的にやっていますし、それ以外にもたくさんありますから、信頼できる士業ネットワークをどんどん強固にしていきましょう。

 

ABOUT US

石下 貴大
石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。