行政書士として開業を考えた際にまずやることの一つ、それがホームページの作成です。
名刺交換してホームページのアドレスがないなんてことはもはやありえない時代です。スマホの普及によってそれは更に強まりました。
ネットからの問い合わせがないだけでなく、ホームページがなければ紹介もしにくいです。僕も紹介のときは必ず相手のURLを添付してお知らせします。
つまりホームページがないというのはデメリットしかありません。
売れている行政書士のホームページには共通点がある
とはいえ、ただホームページを作っただけでは紹介はしやすくはなっても、そこからの問い合わせを得るのは難しいです。
すでに競合はたくさんありますし、仕事につながるホームページに必要なものが備わっていなければただの看板になってしまいます。
ホームページは武器です。
使いこなすかどうかで同じホームページでも価値が全く異なります。
そして売れている行政書士事務所は間違いなくホームページを活用しています。個人事務所であればその個人の営業力である程度の売上は龍でしょうが、組織的に継続的に売上を上げていくには24時間365日全国で働くホームページという営業マンが必須なのです。
①強みが明確に打ち出されている
一番最初にホームページを作る際に、絶対やってはいけないのが事務所サイトを作るということ。事務所自体のホームページはまず仕事になりません。
お客様は困りごとを解決したくて検索します。
例えば相続について困っている人が、検索してでてきたホームページに、建設業も入管も、離婚もいろいろできますって書いてあったらどうでしょうか?
人は知りたいことが載っているかどうかをすぐに判断します。
事務所自体のホームページ、つまり行政書士石下貴大事務所的なサイトは後回し。まずは業務特化型を作るべきですし、更にそこで速さ、やすさ、動きの良さ、実績など打ち出したい強みを強調すべきです。
②わかりやすい
とかく士業の事務所にありがちなのがわかりにくいもの。
難しいことを難しく書くなら誰でもできますし、そんなの専門家ではありません。
お客様にとっては行政書士というだけで敷居を感じます。怖そう、気難しそう、堅そう・・・
難しいことをわかりやすく伝えてこそ専門家。自分目線てなくお客様目線で言葉を選びましょう。
③仕事が取れるデザイン
デザインなんて関係ない。それは昔の話です。
せっかくSEOかけても、PPC広告かけても、訪れたサイトがダメだったら仕事には繋がりません。
しかしこのときのデザインってカッコいいだけではダメ、お客様に必要な情報が載っていて、わかりやすくて、書いてある順番も正しくて、頼みたいって思ってもらえるデザインかどうか。
デザインって伝えたいこと。自分よがりでなく、お客様会ってのデザインだと思っています。
④いちばん大事なのはお客様目線
ここまで書いてきて全てに共通するのはお客様目線かどうかということ。
同じ建設業でも、入管でも、お客様は誰なのかが明確なサイトは結果が出ています。つまりウェブマーケティングの肝がここ。
八方美人のホームページは誰にも好かれない。
あ、これうちのことだ、自分のことだって思ってもらえるように徹底的にお客様は誰かを考えている。
皆自分が伝えたいことばかり書くけど、大事なのはお客様が知りたいこと。
このサイトに訪れて欲しい人、自分たちがお手伝いしたい人を細かく明確にできているかどうかは非常に大事なのです。
これからホームページを作る人は是非このあたりを意識して作ってくださいね。
そうしないと時間とお金を捨てることになってしまいますよ!