コロナによってリモート業務が一般化し、それに伴いハンコ文化の見直しが進むと考えられます。
つまり契約書は電子が当たり前になるので郵送のやり取りが不要になり、事務所に行かなくても契約は締結できるようになります。
また、AIの発展により自動的に内容をチェックしたり、作成もできるようになります。その精度は上がり続け、もはや0から行政書士が契約書を作成する、それを紙で印刷して郵送するということはなくなるでしょう。
契約書業務の今後とは
先日の日経新聞でもリモートワークの障害としての紙文化、ハンコ文化が取り上げられていました。
印鑑を押すために出社、契約書の発送や受け取りのために誰かはオフィスにいなければならない。それではリモートワークは進みません。
良くも悪くも有事の際にはこうした商慣習がテクノロジーによって大きく変わります。
外出自粛という大きな要因によって間違いなく契約書のオンライン化は進むでしょう。
行政書士の契約書も電子化へ
行政書士としても電子契約への対応は必須になると考えています。
一般的に業務としてでなく、我々の業界で使用している契約書としては、①委任契約書、②顧問契約書、③秘密保持契約書、④提携契約書、⑤業務委託契約書かなと思いますが、こうしたやり取りも電子化していくことになるでしょうから、対応できないというのはディスアドバンテージとなります。
AIと契約書業務
また、業務として契約書作成やチェックについても、今後AIによる作業の置き換えは進むと考えています。
リーガルテック領域は日々進化しており、AIによる契約書のチェックや作成もより高性能、高機能化しています。そして対応できる契約書の類型も増え続けています。
定型的な契約書であれば誰でも対応可能になり、作業を標準化出来ますし、自社のノウハウも蓄積しやすくなり、精度を上げ続けることができるようになり、圧倒的に作業が効率化していきます。
契約書作成やチェックにかかる時間を削減しつつ、よりクライアントの課題解決に寄り添うために時間をかけられるようになります。
テクノロジーの進化によって作業の効率化を圧倒的に進め、我々がやるべきことに注力できるようになるのです。
AI契約書サービスと電子契約を活用するために
コロナによって間違いなく仕事の仕方は変わります。
在宅でも業務ができることが明らかになり、リモートのさらなる推進に繋がり、いろいろな手続はオンライン化していくでしょう。移動時間をかけずにウェブ会議ですませたり、セミナーもオンラインで全国から移動の時間と費用をかけずに参加できます。
それは当然に行政書士の仕事の仕方も変えていくことにもなりますので、我々はこの変化についていき、進化していかねばなりません。
環境が変わる中で、生き残るためには環境適応、言い換えるとコロナ環境下においても、売上をあげるために自分とサービスを進化させることが大事だと思います。
そのためにも今のテクノロジーについて知り、活用していく道筋をたてる必要があります。
そこで、今回はAIによる契約書のチェックから作成ができるAI-CON並びに自社の法務基準を活かしたAI契約書レビュー支援サービスであるAI-CON Proをリリースしている弁護士の山本さん、そして士業に特化した電子契約書についてweee株式会社の宗さんと僕とでAIによる契約書実務及び電子契約書の現在についてセミナーを開催させていただきます。
開催概要
■日時
2020年5月15日(金)午前10時~11時30分 ※ZOOMによるオンラインセミナー
参加費:3,000円
※行政書士の学校の会員は無料です
■内容
- AIによる契約書のチェック及び作成の現在
- AI-CON及びAI-CON Proを士業がどう活用するか
- 電子契約書のメリット
- 士業の電子契約活用について
■講師
講師プロフィールなど詳細はこちら
コロナで変わる世界の中で進化してゆくべく、是非興味のある方は奮ってご参加ください!
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