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【第440号】事業継続と変化のバランス

■ 行政書士の学校通信 第440号 2020.07.08

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力、
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 今日の本題
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おはようございます。

7月スタートですね。
7月のセミナーも募集が始まったのでチェックしてみてくださいね。
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昨日は21時スタートという人生で一番遅い時間に始まる
セミナー講師をさせていただきましたが
今朝も4時に目が覚めるから習慣って凄いと思っている校長の石下です。

昨日は6月最終日
うちもなんとかボーナス含めて皆に給料をお渡し出来ました。

月の経費が700万オーバーって正直エグいですし(飲み、交通費ほぼ無いのに)
その殆どが新規とかスポットの案件ってのもビジネス的にどうなんだと思いますが
とにかくコロナの影響のある中で
みなの頑張りに対して最低限は感謝を形にできたことは安堵しています。

そして改めて事業の継続って大変だなと思います。

うちは法人化してもうすぐ丸6年ですが
昨日はうちの実家の美容室の最終営業日でした。

たまたま宇都宮で仕事が3件重ねられ最後の予定まで時間があったので
正月ぶりに実家に行くことが出来ました。

僕は床屋の父と美容師の母のもとで生まれましたが
家とお店が繋がっていたのでいつも父と母の仕事を見て育ちました。

シャンプーもお風呂でなくお店でやっていましたし、
家以外で髪を切ったのは20歳ころからでした。

うちの母は僕が19のときに癌でなくなりました。
とても仕事に真っ直ぐな人で、
今でも心から尊敬しています。

癌になっても、
再発しても、
痛くても、
最後までお客様のためにと店に立ち続けていました。

人口1万くらいの小さな町でお店をやって
宇都宮にビルを2つも建てることができたのは
母のお客様への思い、そして職人としての追求、執念だったのだろうと思います。

だから僕は今
そのビルで宇都宮支店を絶対にやりきりたいのです。

母がなくなった後もスタッフさんが店長となり続けてくれていましたが
そんな想いのつまったお店が昨日終わりました。

いろいろ考えましたが
コロナもあるし、
本当に田舎で若者いないし、
ここで無理をして続けても厳しいと判断しました。

事業を継続することは大変です。
僕は経営は続けることだと思っていますし、
うちの事務所は「安心して長く働ける場」を作りたいと思っています。

出産や育児などのライフイベントがあってもやめなくてすむ
自分が成長を感じられ、自己実現に役立てる場でありたい。
だからこそお客様からご依頼をいただけるような仕組みが必要だし
みんなに安心して働いてもらえるだけの利益を出し続けなければならない。

それが自分の仕事だと思っています。
※これが絶対解ではなく、あくまで僕の思いです。

だからこそ
家業が終わるのはツライし、複雑です。

石の上にも三年という言葉があります。
がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえですが、
いつもメルマガでいいますように今は前例のない時代です。

テクノロジーの進化、コロナによって
新しい生活に急速に進んでいっています。

そこにいて我慢し続けてもうまく行かないことも残念ながら出てくるでしょう。

間違った努力では結果は出ない。でにくい。
ただ我慢して続けているだけでは報われない。

事業継続と変化のバランスがより一層大事になってきます。
むしろ変化しながら続けること
僕はそれを意識していきます。

母が残してくれた職人としての気概、お客様に向かう気持ちを大切にしつつ
変化に柔軟に対応し、いつか母を越えたい。

ちょっとセンチメンタルな感じのメルマガになりましたが汗
今日から下半期。厳しい戦いは更に続きます。

今日からもさらに気を引き締めて行きましょう!!

という所で今日はここまで。

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 編集後記
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昨日実家に帰ったときに
仏壇に手を合わせお宮参りの写真を母に見せることが出来ました。

そしてその足で施設に入っているおばあちゃんにも
写真を見せることが出来ました。

次は本物?を連れて帰りたいですね。
お盆は大丈夫かな。

コロナがまだまだ気になるところですが
マスク、手洗い、消毒、密を避ける
言われていることは何も変わっていないのでここに気をつけながら
今日も一生懸命に仕事しましょう!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。