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【第433号】事業のポートフォリオを考える

■ 行政書士の学校通信 第433号 2020.05.13

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます。


zoomのセミナーやイベント、面談が増えている
校長の石下です。


先週末も補助金講座を20名以上で行いましたが
特徴の一つであるワークとシェアについても
ブレイクルームを使って結構簡単にできて
いよいよzoomで色々できるよねと感じています。


今週も金曜に契約書のAI活用と電子契約のセミナー
https://magazine.gyo-gaku.com/practical-affairs/2113/

そして土曜は建設業務セミナーを共にzoomで開催します。
https://magazine.gyo-gaku.com/practical-affairs/2109/


さらには5月30日に
行政書士の学校の講師陣に加え
有名行政書士法人の代表も参加して
各業務のやりがいや注意点、コロナで行政書士どうなる?というのを
ディスカッションする行政書士フォーラム


来月も月間1000件以上の問い合わせをとっている
ウェブマーケティング、WEBとSNS活用のイベント、
また、アマゾンの方に最新テクノロジーを話していただきながら
心に寄り添うコンサルティングをするための経営心理学と
濃密なコンテンツのイベントを開催していきます。


※それぞれ実務セミナー以外は行政書士の学校の会員は先行案内、かつ、無料です。
https://www.gyo-gaku.com/services/


来週頭には大きく行政書士の学校のサービス内容も変わっていきますので
楽しみにしておいてくださいね。


と壮大に前置きが長くなりましたが
今日の本題、事業のポートフォリオについてです。


今回のコロナで専門特化の危険性が出ました。


この数年新人さんにダントツの人気
法人にするところも多くが入管業務専門になっていましたが、
今は非常に厳しい状況かと思います。


うちもまだそこまでの影響は出ておりませんが
それでもじんわり新規の問い合わせは減ってます。


ただ、
事務所として意識的に取り組んでいる
事業ポートフォリオのおかげで全体としては堅調と言えます。


うちの事務所は
産廃、古物
VISA
建設
法人
障害福祉・相続
そして資金調達について
特化したチームで運営しています。


行政書士業務は法律や制度の改正を含めて
外部事情の影響を受けやすい仕事です。


規制緩和されて一気に申請が簡単になったら、
そもそも法律が変わって手続自体がなくなったら、
そういうリスクを考えておかねばなりません。


手続き業務はなくなるのではないかと言われて久しいですが、
一つの業務に特化しすぎるということのほうがリスクが高いように思います。



とはいえ僕は専門特化派ではあります。


なぜなら
機械化されない業務というのは
尖った専門性の上に成り立つコンサルティングだと思うからです。


僕のやっている産廃の中間処理や
社団法人の協会ビジネス支援
補助金というのは機械化が難しい業務だと思っています。


専門性が高く
調整、交渉も多く
ヒアリング能力も必要で
ビジネスのスキームを理解していないと出来ないからです。


その意味で専門特化というのは代替されにくいし、
そもそも強い専門性は仕事になりやすい。


が、
できればそういう軸をいくつか持つか
自分にない業務の専門家と一緒に仕事をするか
全体最適というか事業のポートフォリオを狙って作ることは
事業の継続という点においてとても大切だと思うのです。



その意味では毎年の売上が見込める建設業などは
ポートフォリオに入れておくべき業務の一つと言えるでしょう。


ただ、業務ができるという点だけでなく
顧客管理、許可期限管理ということをしっかり最初から意識してやれるかが
とても大事なのですがそれについてはこちらで学べます。

https://magazine.gyo-gaku.com/practical-affairs/2109/



継続性、関連性、単価、工数、業界の将来性、
アップセルしやすいか、
法人向けか個人向けかなど
以下に組み合わせた事業設計をしていくのか
やりがいや市場の大きさだけでなく
このあたりを意識して考えていきたいですね。


これから何を自分に仕入れるかで
コロナ時代で生き残れるかが決まります。


どんどん自分の人生を切り拓いていきましょう!


では今日はここまで。
皆さん、体調には気をつけてくださいね!


最後までお読みくださりありがとうございました。

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 【編集後記】
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昨日はどうしても名古屋に行かねばならない仕事があったのですが
新幹線乗り場でいつも買うおみやげの赤福
そして夕飯に家族に買って帰ろうと思っていたひつまぶし
共に休業していて落ち込みました。


というより
普段家と事務所以外の移動が減ったので見ないで済んでいましたが
本当に悲惨な状況ですよね。


事務所がある銀座も、
東京駅の構内も
本当に人がいませんでした。


部分的、段階的な解除が見えてきましたが
我々も生き残るために
今まで以上に考え、行動していかねばなりませんね。


ただビビるのでなく、
しっかり向き合い、自分の頭で考え
その中でできることをする。


では今日はここまで。
最後までお読みくださりありがとうございました。

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。