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【第383号】売上で考えない

■ 行政書士の学校通信 第383号 2019.05.29

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます!


オリンピックのチケットを滑り込みで申し込んだ
校長の石下です。


全部あたっちゃったら大変なことになりますが
おそらくこうした機会はないでしょうから
心から当たることを祈っています・・・


というところで今日の本題
売上で考えないについて。


よく行政書士として売上いくらを目指そう!的な話を聞きます。


行政書士会の統計でも
売上が1000万未満が90%というのは
このメルマガでも何度か引用させていただいています。


が、
本来追うべきは売上ではありません。


利益です。



例えば、
売上が5000万としたら
6、7名のスタッフが必要です。


その執務室と会議室も備える必要があります。


そして多くの場合、
それだけの売上を作るには営業コストも掛かります。


つまり、
経費もかさみます。



年5000万、月420万の売上を上げる場合
かかるコストは人件費で2800万くらい、
家賃で180万
広告費などをいれれば3500万は最低かかるでしょうし、
行政書士の利益率の平均は10%暗いと言われることから考えると
内部留保に回せるのは5000万の売上でも500万程度に落ち着きます。



税金もバカにならないですし、社会保険料も高い。


つまり
単に売上を追うのでは足りず
いかに経費を少なくし、
利益率を上げていくか、
内部留保を高めていくかが大事なのです。


さらには
既存顧客からのアップセルで利益率を上げていくとか
扱う業務が拡張性、再販性の高いものを扱うとかが必要になるわけです。



よく言われる2,3人でゴリゴリやるのがお金が貯まると言われるのは
この辺のお話なのです。


単に売上を追うのではなく利益を追う
そのための具体的な方法を考え実践していきましょう!!



以下、行政書士業界でトップクラス、
入管業務だけで月1000万を売り上げる小島さんからのお知らせです。

※今日までの特典があるそうです。


■ FROM:行政書士小島健太郎から

私たちの仕事は入管業務です。
しっかりした実務知識でお客様の信頼を得る、
職業として入管業務をやりたい、
入管業務でしっかり売上をあげる、
国際行政書士として生計を立てていくための最初の関門があります。


そう、「実務経験」という関門です。


どんなに経験のある行政書士でも、
やったことがない案件に出くわすこともあります。

「いつも同じパターンだよ」、というような仕事は、
正直、入管業務には存在しません。


そんな中、未経験(または経験が浅い)の行政書士は、
限られた複数の専門書からの情報と、書士会の情報、単発の講座、
同業者からの情報、さらには自分の少ない経験をもとに、
さまざまな判断をし、いかにお客を満足させる結果に導くのか?が求められます。


これが我々、行政書士に求められる仕事です。
知識不足、経験不足でお客様を怒らせるのは我々の仕事ではありません。


クリエイティビティを捨てる


入管の申請書を作ること、
特に理由書を作るという仕事はクリエイティブな仕事のように思われています。


しかし、実際はそうではありません。


もちろん、多少なりともクリエイティビティな要素は必要だと思いますが、
弁護士が作成する答弁書のように必要なわけではありません。


誰でも持ちあわせている程度でOKです。


行政書士に必要な事は、整合性のとれた、許可基準を満たしている書類を、
効率的に作成し、仕事を完了させる事です。


そのためには、自分の頭の中で「あーだ、こーだ」言って法律家気取りするよりも、
過去の生事例を見るのが一番いい。


誰かがやって既に許可が下りた同じような過去の事例を参考に仕事を完成させるのです。


何年も実務をやっている行政書士は皆、「過去の事例」というものを持っています。


要するに自分が手がけた案件の許可の書類一式、
さらに不許可になってしまったケースの事例も持っています。


思うに、すぐれた国際行政書士になる条件は2つ。


1つは、いい先輩行政書士に出会うこと。
ちゃんと経験が豊富な人から教えてもらうこと。


そしてもう一つ。これは1つ目より重要です。


それは、何かというと、「いい過去事例」をたくさん手に入れることです。
たくさんの生の事例に接することです。


スポーツでも仕事でもそうですが、
良いものを見ていれば、自然と目が肥えてきます。


そして、よい結果を導く方法と、
悪い結果を導く方法の違いも分かるようになってきます。


つまり、よい申請書とダメな申請書の違いが分かるようになってきます。


実際に許可になっている事例を知らないと、
許可になる申請書は自信をもって作れません。


未経験者、経験の浅い人にクリエイティビティなど必要ありません。


特に最初の1~2年くらいは、むしろそんなものは害でしかありません。
最初の1~2年はよい事例を徹底的にマネすればいいのです。


徹底的にマネして、自分の中にたたき込むのが一番いい。


実務本で基本を学んで、
いきなり複雑な案件で自分の力で発揮しようなんていうのはちょっとズレています。


それはボクシングの本を読んで、すぐにボクサーと戦うようなものです。


まず、ボクシングの理論を学んだら、
実際に「ジャブ」「ストレート」「フック」を繰り返す。


トレーナーの呼び声に従って、徹底的に繰り返す。
シャドーボクシングする。
ミット打ちをする。
スパーリングする。
徹底的に繰り返す。


世界戦で優勝するような人たちの試合を見て、
それをマネする。そのイメージを頭の中に叩き込む。


それが最初の一歩。


それができたら、次に少しずつ自分の味を加えてみてください。


いきなり自分流でやろうとすると、ロクなものができません。


豊富な生の事例を知りたい?


あなたも、たくさんの生の事例を見て、プロの仕事のやり方を見て、
それを自分の頭の中に叩き込みたいと思うでしょうか?





もしそう思うなら、、、、おめでとうございます!


この国際行政書士養成講座が提供している内容が、
まさにソレです。


入管業務を専門に行なっている「さむらい行政書士法人」が日々扱っている案件の中から、
選りすぐりの生の事例を丁寧に解説します。


初心者の方でも分かります。


価値のわからない人にとってはこれは単なるゴミかもしれませんが、
これから入管業務、帰化、外国人の会社設立に関してプロになろうと考えるあなたにとってはお宝以上の価値がある講座のはずです。


いつでもどこでも受講できる通信講座(WEB動画)があります


この国際行政書士養成講座では、通信講座(WEB動画)も開講しています。


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こちらは5月末までのお申込み限定です。



では今日はここまで。
お読みくださりありがとうございました。

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 【編集後記】
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もはやGWが今月にあったことなど信じられないほど
毎日やること満載のジェットコースターですが
今週末は久しぶりの土日休み。


先週は仕事の合間に家族で姪っ子の運動会を応援に行きましたが
子供が練習の成果を頑張って出そうとする姿は感動しますね。


うちの子供の保育園では運動会がないのでちょっと残念。。。


だからこそ最近続く子供の事件を見るととてもつらい気持ちになります。


悲しい事件、事故がこれ以上増えませんように。。。


では今日はここまで。
最後までお読みくださりありがとうございました。

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。