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【第380号】経営者の右腕になる

■ 行政書士の学校通信 第380号 2019.05.08

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます!


GWが終わってやっぱり寂しい校長の石下です。
あんなに息子と一緒に過ごせることってないですからね。。


といいつつ
振り返る余裕が無いくらい予定ありますし、
9月に夏休みを取るので
そこを楽しみに頑張っていきます!!



ということで今日の本題
「経営者の右腕になる」です。



これからの時代
行政手続きはオンライン化され、
RPAによって手続きの多くが自動化され
AIによるサービスも一般化していくでしょう。


それによって
我々行政書士の在り方、
生き残り方と言っても良いかもしれませんが
下記のどれかなのかなと思っています。


(1)テック系のビジネスへの参入

(2)AIやRPAの積極導入による大量処理モデル

(3)コンサルティング


(1)については契約書業務セミナーでも登壇してもらう
契約書レビューや自動作成のAIーCONをリリースしたGVAの山本弁護士など
すでに士業でもこの分野にでている人が増えています。


→https://magazine.gyo-gaku.com/practical-affairs/1417/


しかし、
参入のハードルは高めですし
必要なリソースも変わってきます。


次に(2)ですが
そもそも開発費用や導入費用がかかりますし、
大量処理にはそのチェックや管理コストも掛かるため
大規模事務所でないと難しいでしょう。



では(3)のコンサルティングはどうか?


例えば建設業や産廃業でもコンサル的に動いている人はいます。
ただ許可を取るだけでなく、
業法や関連法などの知識をもとに
継続的なアドバイスなどで顧問契約にしているパターンです。



しかしここで言うコンサルティングは
もっとより身近なもの
社長の右腕になるというものです。


社長は孤独といいますし、
右腕がほしいのは僕も同じです笑


特にこれからはこの時代と言われますし
フリーランス的な起業が増えると思います。


そこで必要なのがアウトソースであり、
今はランサーズやキャスターなどいわゆるバックオフィス的なサービスも増え続けています。


そこでより経営のアドバイスをしていける
相談に乗れる
そんな士業が求められると思っています。


実際に僕は
顧問先の多くで経営のアドバイスをしていますし、
うちが設立業務が多いのもこの部分のアドバイスが強みなんだと思います。



それこそマネーフォワードとかfreeeとか
無料の会社設立サービスが有るのに相談をいただけるわけです。


普段やっている補助金マスター講座(https://peraichi.com/landing_pages/view/minsuke)でも
財務的なコンサルティングができるようにという内容にしていますが
もし経営や財務のアドバイスもできたら
自動化やAIには間違いなく淘汰されないでしょう。


潜在的な問題点をヒアリングしたり、
過去の蓄積だけでない新しい事業領域への提案などは
これらのツールには無理だからです。


そう、テクノロジーはツールであり
使うのは人なんです。


だからこそ
今後はより「人」にフォーカスをすべき。


そしてそのためには
まず人について知るべき
その上で以下にして社長の右腕になっていけるか
そのために必要な知識をつけ実践していくのです。


とはいえ
いきなり社長の右腕になると言ってもイメージが湧きにくいでしょうし、
人について学ぶというのも何をしたらいいかわからないと思います。


そこで行政書士がコンサルティングできるようになる方法について
AIサミットで安倍首相や楽天の三木谷さん、落合陽一さんなどど並び
登壇された会計士で経営心理士の藤田さんにお話しいただきます。


→https://magazine.gyo-gaku.com/attract/1425/


日経などでも連載を持ち
行政書士の学校の講師陣を始め
全国から受講生が参加する方なので
なかなか聞けない話が聞けると思います。


変化の時代
大事なのは知ること
そしてそれを元に行動することです。



では今日はここまで。
お読みくださりありがとうございました。

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 【編集後記】
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去年はGWなど大きな休み明けに保育園に行くとギャン泣きだった息子も
昨日はケロッとしているのを見て頼もしさとちょっとの寂しさを感じました。


これほどGWをちゃんと楽しんだのは
人生初だと思います。


もちろん毎日仕事もして勉強も続けましたが
旅行も行って
実家にも帰って
ほぼ家にいない毎日はやっぱり最高でした。


頑張ったら報われると言うか
やっとちょっとはお休みを楽しめるようになったんだなと。


とはいえ全然まだまだなんで
もっともっと人生を楽しめるよう
仕事もどんどん突き詰めていきたいと思います!!


では今日はここまで。
最後までお読みくださりありがとうございました。

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。