■ 行政書士の学校通信 第365号 2019.01.23
いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【今日の本題】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
おはようございます!
最近、息子が保育園に連れ行くとき
「ママがいい~」とギャン泣きするのが辛くて仕方ない校長の石下です。
先週土日が仕事だったので平日の朝の登園が至福なんですけど、
今日は嫌がらずに一緒に行ってくれるかな・・
というところで気を取り直して今日の本題
「行政書士とメンタルについて」
息子に泣かれるのもメンタルに来ますが、
行政書士に限らず経営者、起業家というのはメンタルで問題を抱えることが多いと思います。
先日知人が掲載していた記事より転載しますと(https://goo.gl/se7Anu)
「起業家の37%が、気分障害・不安障害の基準を満たしている(一般人の7倍)」
「起業家の49%が、生涯に一度はメンタルの問題を抱える」
とのことです。
行政書士も開業すれば起業家ですから
それほどこの数値にズレはないのではないかと思います。
・経営者という責任と不確実性の大きさ
・裏切りからの孤独、他者への不信
・夫婦・家族関係の不和で孤独感が加速
・休む、転職という「逃げ道」がない
・起業家は強くなくてはならぬ」という社会の目
こういったことが要因としてあげられており
一人ウンウン唸っておりました。
まさにそのとおり。
行政書士になる人って責任感が強い人が多いと思います。
真面目で実直な人。
そういう人のほうがメンタルに来やすい。
納期が近い、忙しい、やらなきゃ・・
詰まってきて間に合わない、どうにかしなきゃ・・
忙しさでミスが増える、それを伝えるのがきつい
クレーム対応が増えてストレスがたまる
それでも自分がなんとかしなければなりません。
スタッフのミスも自分の問題です。
それでいて売上がいつまでも入ってくる保証はありません。
3日問い合わせがないと不安で怖くて仕方なくなります。
せっかく育てたスタッフが独立してしまうかもしれません。
失敗したくない、周りが凄く見える、自分がダメなんじゃないか・・・
国家資格者はこうあらなきゃいけない、
職人としても、経営者としても頑張らなきゃ、休んでなんていられない・・・
成長のステージによって悩みの質はかわりこそすれ
なくなることはありえません。
むしろ事務所が成長すればするほど厄介な問題が襲いかかってきます。
おそらくですが
多くの経営者は不安に慣れ、痛みに強くなったと錯覚しています。
僕は正直言ってそんな感じがしています。
強くなった気がしているけど、
きっとちゃんと?ダメージは受けているみたいな。
いわばドーピングや麻酔
痛みを感じないだけで蝕まれているような。
それがなにかの拍子で瓦解する。
そうすると一気に痛みが全身を襲ってくる。
起業すること、開業すること、自分の名前で商売するって
そんな危険と隣り合わせなんだと思います。
でも、
失敗したって終わりじゃない。
生きてさえいればやり直しはきくはずです。
諦めなければ試合は終了しないんです。
一息休んでもいい。
つらかったら止まったっていい。
止まれないなら
実際にその道を歩んできた人から
それでも歩み続ける方法を真似したらいい。
ずっといいなんてありえない。
うまく行っているように見える人だって
それ以上に厳しいことをどうにか乗り越えてきているはずです。
不安でも
将来が見えなくても
それでも歩んできた人の言葉には重みがあります。
時代の変革期だからこそ
そんな経験、体験、考えを共有できればと思います。
未来が見えにくいからこそ
乗り越えてきた方々の声が力になるはずです。
https://magazine.gyo-gaku.com/practice-manual/1225/
※参加資格は問いませんが、次回開催の予定はありません。
当日は僕もこのお二人に色々聞いちゃいます。
もしこんな話を聞いてほしいというのがあったら
このメルマガに返信ください。
では今日はここまで。
お読みくださりありがとうございました。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【編集後記】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
僕にとってとても辛いことがありました。
古い付き合いの経営者の仲間が
急逝したのです。
去年も同じ会の仲間が病気で逝ってしまいました。
衝撃を受けましたが
自分にできることは自分の生を全うすること。
そして健康に気をつけること。
みなさんも体調には本当に気をつけてください。
心も体も。
では今日はここまで。
最後までお読みくださりありがとうございました。