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【第364号】実務家と経営者とは違う?

■ 行政書士の学校通信 第364号 2019.01.16

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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※残席それぞれ1つ!!
いよいよ来年の予算案の概要がでまして
予想通り引き続きものづくり補助金は予算が大きく組まれ
採択率が高いチャンス年になりました。

このチャンスをこちらの講座でしっかり活かしませんか?
→https://peraichi.com/landing_pages/view/minsuke



子どもが予防接種を泣かずに我慢したということを聞いて
感動してしまった校長の石下です。


どんどんできなかったことができるようになる。
そんな可能性に満ち溢れる子どもを見ていて
自分も可能性に蓋をしてはいけないなと思わせてもらっています。


この20日間あまり、
意図的に行政書士を中心に士業法人の代表と会っていました。


広島で行政書士法人会ではきずなの森本さんはじめ全国の行政書士法人の代表に、
マレーシアではさむらい、AI、ファーストグループに、
仙台ではファーストグループの塩谷さんにより深く突っ込み、
北海道では日本最大級のSATOグループの佐藤代表を始め
ランドマーク、さくら、イデアといった税理士法人、
司法書士と行政書士のオーシャングループの黒田さん
行政書士業界だけで億超えの事務所の代表10人ほどには会ったことになります。


全体で30ほどと言われているからすごい事ですね・・・


なぜこの時期に一気に会おうと思ったかといえば
成り行きや仕事の都合もあるのですが、
やはり今年の自分のやるべきことを明確化させたい、
もっといえば真似するべきタスクとできていない課題、
そして目指すべき方向性を確認したかったからです。


これらの代表たちは
専門性の高い実務家でありながら
経営者としても一流の方々でした。


そしてそれこそが
結果を出せる事務所かどうかの最大の違いだと思いました。


僕たちは言うまでもなく国家資格を持った専門家です。
いわば職人です。


実務家として研鑽を続けなければ
サービスそのものが劣化します。


しかし、
事務所を運営する上では実務だけでは成り立ちません。


少なくても組織化はできません。
結果として眼の前のことしかできなくなります。


仲良しの弁護士さんが昨日
法人の登記書類をオンラインで自動作成する「AI-CON 登記」提供開始しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000033386.html


これによって法人手続き業務は
大きく代替されていくでしょう。


もう待ったなしです。
どんどん市場やツール、ニーズは変わっていきます。


そんな中、
大局的に考えられないと
変化の渦に飲み込まれてしまいます。


経営とは事業を継続すること。
そのための売上を続け
未来の売上を作る仕組みを作ることだと思っています。


その意味で経営者で実務家でもあるのはいいですが、
多くの行政書士は実務家であるけど経営者ではないのだと思います。


そして経営者であることで
社長の悩みがわかり、コンサルや顧問契約が取れるようになるし、
受け身でなく仕掛けられるようになるのだと思います。


これまでの待ちの営業、言われたことを正確にやれる職人が
行政書士1.0ならば
提案できたり、付加価値を提供できたり、経営者の行政書士であることが
行政書士2.0といえるのではないでしょうか。


この10年で1万人ほど行政書士登録者が増え競争は激化
結果として業務報酬は下がり続け
広告費は高騰の一途をたどり利益率は低下。


ただでさえ行政書士は営業、集客、顧客管理、広報、人事、経理
本業以外にモヤるべきことはたくさんあるのに
待っていて仕事が来るなんてことはありません。


入管はチャンスとか言われていますが、
派遣会社さんなどが行政書士を雇って根こそぎ狙っていることもあり、
ライバルは同業者だけではないのです。


AIなどだけでなく、国も業務効率化を図り手続きを簡略化していくし、
我々を取り巻く環境は過去ないほどに厳しい状況です。


だから僕は業界のトップクラスの皆さんの頭の中をのぞくことにしました。


そして実際に他では得られない
生きた情報を仕入れることができ、
今年の具体的な行動に落とし込むことができました。


本を読み、セミナーに出て
うまく行っている人の真似をするのは商売の基本ですが、
混沌の時代だからこそ
先を行くトップ経営者から学ぶことで
漠然とした不安が明確なやるべきことに変わります。


許認可と相続
それぞれで業界のトップランナーのお二人に
今後の行政書士のあり方をお聞きして
変化の時期をチャンスの時期に変えませんか?

https://magazine.gyo-gaku.com/practice-manual/1225/

※参加資格は問いませんが、次回開催の予定はありません。


そして金沢でも
次世代のリーダーたちで
リーダー論 ~地方圏で躍進し続ける業界の若きリーダー2人のこれまで・いま・未来予想図~
というセミナーもありますので
こちらも是非参考にしていただければと思います。

https://www.facebook.com/events/279905769363671/


大事なのは誰から学ぶか?
少なくても僕の経験上間違いない方々であり、
僕も学ばせていただいている方々なので
ぜひこの機会を活用していただければと思います。


では今日はここまで。
改めて今年もよろしくお願いいたします!

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 【編集後記】
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今日は息子がパパと公園で遊びたいと
保育園に向かう自転車で泣いて胸が張り裂けそうでした・・・


親バカなんですが
今週末は土日とも予定ありなので
せめて平日早く帰れるときは一緒に風呂に入って
一緒に寝てあげたいものです。


仕事とプライベートを分けないほうですが、
今しか入れない子供との時間だけは
やっぱり確保したいものですね。


では今日はここまで。
最後までお読みくださりありがとうございました。

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。