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【第249号】行政書士はブラック企業?

■ 行政書士の学校通信 第249号 2016.11.02

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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こんにちは!


昨日の夜はフットサルで汗を流した校長の石下です。


ちょっとここ最近で一番といっていいほど
業務が溜まっているのですが、
リフレッシュも大事ということと
自分が所属する2つの経営者の会の合同イベントということで
良い交流もできたと思います。


やはり運動はいい。
思考がクリアになりますね。


ということで今日の本題
行政書士はブラック企業についてです。


行政書士として開業すれば経営者ですから、
始業時間も終業時間も休みも自由に決められます。原則は。


とはいえ
基本的には仕事がないときは営業活動に勤しみますし、
仕事が増えるだけやることも増えていきますので
そうかんたんなお話でもありません。


休んでいてはお金になりませんので、
むしろ思考はいわゆるブラック企業的な
とにかく働く時間が長引く方向に行くように思います。


先日からニュースになっているブラック企業ですが、
1年で残業が一番多い月の残業時間が
「過労死ライン」とされている80時間以上と厚労省の過労死白書にはあるそうです。


例えば自分の場合どうなのかと見てみると
基本が7時出社で21時帰社がベースなので13時間労働になります。


そうすると一日5時間の残業になるわけで、
22営業日とすると110時間の残業ということになるのだと思います。
※詳しくないので間違っていたらすみません。

※そもそも自分は役員なので適用外ですが。


以上を前提とするとまあ完全なブラックな感じですが、
もちろんこれをみんなに強制するつもりもありません。


僕はやることが終わらないから、
つまりこんな頑張っているんだぞ!というよりは
早く終わらせられない能力の低さだと思っていますが、
このままでいいとも思っていません。


だって朝ご飯も夜ご飯も家族と食べられないし、
土日どっちかは働いているなんてもったいないし、
仕事は手段であり目的ではないからです。


もともと仕事は好きだし、
ストレスに思っていないつもりでしたが
先日血液検査したらバッチリ先生からストレス溜まりまくっていると注意されました。


まあ常に何かに追われている気がしますし、
夢で受任した仕事で飛び起きてスケジュール確認したなんて状況
どう考えてもよろしくないですよね。


仕事がないときはないときで、
あるならあるで
やはりストレスが多い仕事だと思います。


それなのに
業務報酬単価が全般的に安くなっていっているので、
そうすると働く時間を増やさないと売上が減るような状況になっています。


そうすると経費をかけられなくなるので
極力人を雇わず
結果自分がずっと頑張らなくてはならなくなる。


もっと休めなくなる。


頑張っている
忙しい


それは悪いことではないけれど
いくら忙しくても
それが目的ではない。


もっと少ない時間で
より多くの結果が出せるのであれば
それに越したことはないですよね。


僕はそのためには組織化、仕組み化、効率化だと思っています。


いかに利益率を高めていけるのか。
高単価なサービスをどうつくるか、
どうやったら同じお客様に違うサービスを利用していただけるか、
どうにかして半分の時間でできるようにならないか、


枠や常識にとらわれすぎない。
どうやったらできるかを考える。


それこそがブラックな働き方でなくても
目的を達成するために一番必要な考え方なんだろうと思います。


ちなみにうちの効率化への取組については
船井総研さんから声をかけていただいたこのセミナーで初めてお話させていただきます。
http://bit.ly/2fcQ56o


なんと参加費無料ですので
行政書士業務の効率化、仕組み化に興味がある方は
是非参加してみて下さいね。


という所で今日はここまで!
最後までお読みくださりありがとうございました!!
ではまた来週!

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 【編集後記】
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急に息子がつかまり立ちをしたり
歯が生えてきていたり
最近急激に成長していてびっくりしています。


この子ともっと一緒にいたいというのも
劇的に仕事の仕方、働き方改善についての原動力ですね。


とはいえ僕が今直接やっている案件でも
宅建2件、産廃の積み替え保管2件、中間処理2件
社団法人が4件に会社設立が3件、契約書が2件に加えて
提携案件や新規事業なども同時に走っているので
今日も全く早く帰れる気がしません・・・汗


とはいえ他のスタッフもパツパツみたいで
これ以上振れないオーラが出まくっているしなあ。
そもそも産廃の施設からみはまだ自分しか対応できないし。


そろそろまたメンバー募集をしなければと思ってますので
うちで働いてもいいかなという方は是非メッセージ下さいね。


そういえば行政書士法人A.Iファーストさんが
東京の営業所長及び仙台での資格者の求人を出されています。

http://www.gyosei-shosi.com/office/recruit.html


まさに本文で触れた効率化、組織化が抜群な事務所さんですから
ここで働くのは非常に価値のあることだと思います。


という所で今日はここまで!
最後までお読みくださりありがとうございました!!
ではまた来週!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。