時代は5Gへと向かっています。
超高速、低遅延、同時多接続によって2時間の映画も3秒ほどでダウンロードが可能になったり、車の自動運転がより現実的になり、IOTが一般的になるでしょう。
PCからスマホに移行しましたが、ウェアラブルなデバイスも増えていくのでしょう。
そんな中で我々行政書士の仕事にはどんな影響が出るのかを考えた時、一番大きいのは動画だと思っています。
行政書士が動画を活用するためのポイント

そもそも現在の行政書士の動画活用事情についてはYou Tubeで行政書士と検索すると見えてきます。
その多くが行政書士受験生向けです。市場が多いからですね。
次に多いのが行政書士の営業関係。どのように仕事を取るのかとか、稼げるのかどうかとかです。
つまり、仕事として使っている、本来のクライアント向けの動画としては使っていないのです。
動画もペルソナが大事
僕が調べた限りでですが、行政書士受験生向けはおいておいて、行政書士向けのYou Tubeをされている方でも4000人以上のチャンネル登録をされている人はいないように思います。
税理士では10万人を超えるYouTuberもいますが、そもそも行政書士とはターゲットになる層が圧倒的に違います。
そもそも行政書士登録者でも5万人もいないのですから、行政書士向けに動画を作っていたら1万人いくのも相当大変でしょう。
そこでいくと税理士の節税話は経営者全般、法人からフリーランスまで非常に対象となる層が多いわけですから行政書士は特にペルソナの設定が大切です。
ホームページもSNSも同じですが、ただ単に多くの方向けにだけを考えるのでなく、自分が届けたい人、動画を見て欲しい人を明確にすることがとても大事だと思います。
その意味でいうと行政書士に向けての場合でも開業してすぐくらいなのか、ある程度やっているのか、組織化している層にむけてなのかで内容も変わってくるわけです。
そしてその順番で対象の数はヘルでしょうが、そもそもが絶対数からして少ないので、ただ登録者を増やしたい、結果広告で稼ぎたいという方は残念ながらかなり難しいでしょう。
目的を明確にする
ブログが続かない人、SNSをすぐやめてしまう人に共通するのは目的がしっかりしていないということです。
フォロワーを増やしたい。それはなぜでしょうか?
多くのいいね!がほしい。それは何のためでしょうか?
You Tubeでもそれ以外でも動画を始めるならば対象だけでなく、目的を明確にすべきです。
その上でKPIを設定し、PDCAを回すだけです。
例えば建設業の問い合わせを増やしたいとします。
そもそも建設業のお客様が動画で行政書士から建設業についての知識を得ようとするでしょうか?
かける労力、コストとそこから得られるものは後者のほうが大きいでしょうか?
何でもなんとなく流行っているからやってみるでは結果には繋がりません。
それでもやらないよりはマシかも知れませんが、目的を明確にし、そのためのペルソナを考えて戦略を実行し、PDCAを回す。
動画に限らず結果につながるためには必要なことだと思っています。
とはいえ、僕も動画をやってみたいので今は徹底的にそこを考えています。
You Tube始めた際には是非チャンネル登録お願いしますね笑