先日、ベンチャー経営者と士業の会を共催させていただきました。
共催者はもちろん参加れている方々がとても面白い方ばかりだったのですが、士業の参加者で見ればベンチャーっぽさというか、士業だけでなく経営者としても優秀な方々が多いのが特徴だったかと思います。
士業という仕事を大切にして誇りを持ちつつも、その枠に囚われすぎない。それは共通していたと思いますが、更に進んで感じた共通点がありました。
士業が経営に参画するということ
- 士業事務所とは別にベンチャー企業を立ち上げた
- RPAやAI開発などを手がけている
- 取締役としてベンチャー企業にジョインしている
こんな声をたくさん聞きました。
たとえば行政書士、税理士や弁護士が監査役として入ることは特に珍しくはなかったと思いますが、最近は取締役としてより経営に近いところで経営に関与されている方が増えたと思います。
つまり法務や税務、行政手続きだけでなくてより経営のアドバイスを求められる様になってきたのだと思います。
経営参謀になる
よく経営者は孤独と言われます。
NO2が欲しいという声を聞きます。
実はそこにこそ士業としての道があるのではないかと思うのです。
経営者の良き右腕として、経営参謀として、社長や会社の潜在的な問題点を表面化させ、忙しくてできていないことをあぶり出して、期限を管理し、行動を促し、検証し、改善をしていく。
目標達成までのKPI設定や行動計画を管理していく。そんな士業が求められるようになっているのではないでしょうか?
経営参謀になるために
顧問契約やコンサルティング契約はこれから機械に代替されると言われている中で非常に重要な要素になります。
たとえば自分だったらどんなNO2や経営参謀がほしいでしょうか?
それが提供できればただの手続きの代行だけでなく価値を提供できるようになります。
下請けと先生、パートナーと言う立ち位置、どちらが今後求められるでしょうか?
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