\ おすすめ Pick Up /

開業10年を乗り越えた秘訣

僕の開業記念日。
2008年5月1日に開業して丸10年の記念の?日を迎えたわけですが、道の途中に過ぎないとはいえ節目ではあるので、ちょっと振り返ってみました。

会社でも10年続くのは5%とか言われます。
今年の行政書士事務所の統計でも、3月だけで約420もの事務所が登録を抹消しています。
※新規登録は約170
はっきりいって、本当に厳しい世界だと思います。
業界の市場規模も、平均売上も、平均雇用数も、他に例を見ないほどに低い業界です。

でも、なんとか10年継続することができました。

一度も前年を下回ることなく、そして毎年人も増やすことができました。
開業時、僕は社会人経験もない、Webどころかエクセルすらわからない、人脈とかお金どころかビジネスの基本もわからない、そんな状態での開業でした。
正直言って、開業してすぐに結果が出せたわけではありません。
何度もこの仕事は向いていないと逃げかけたこともあります。

行政書士はスポット業務。
それにもかかわらず単価は下がり続け、広告費は高騰、同業は増え続けていく。
この10年で実に行政書士の登録数は6000事務所も増えている、46000のうち6000が10年で増えているわけです。

開業してすぐに、3.11もありました。

それでも、こうして開業10年を乗り越えることができたのかを振り返ると、色々思い浮かぶことがありますが、最大の秘訣と言われればそれは「行動量」だと思います。

どうやったら行政書士として食べていけるかを考え、うまく行っている人の真似をしようと開業本を読み漁り、そういう方のセミナーに出まくって、やったほうが良いということは徹底的にやりました。
ブログを始めたのだってそう、ブラインドタッチだって全くできなかたのに、最初はみんな素人なんだしとチャレンジし、継続してきました。
Webって単語すら知らなかったのに、ひたすらWeb集客を学び実践していたら、段々と仕事が取れるホームページというものがわかってきました。

いつだって真似して、自分のものになるまで行動し続けてきました。

できることが増えてくると、できないこともわかってくる。
むしろやったほうが良いことの多さに愕然としながらも、まずは一歩を踏み出し、そして止まらずに進んでいけば、確実にできることは増えていく。

いつも思うことですが、結果が出ないというのは【やり方が間違っているか、足りていないか】
若しくは本気で結果を出したいと思っていないかだと思うんです。
眼の前のやるべきことをやってきたら、いつの間にか10年経っていたのが率直な感想です。

そして10年たった今もまだまだできることがあるし、やったら成長できるとわかっていることがあります。

それだけ周りの方で結果を出している方から学ぶことも多いし、真似していきたいことがたくさんあるんです。

行政書士人生は辞めるまで勉強&行動。
それができる人は10年どころかずっと経営していけるでしょう。
できなかったことができる喜び、それをずっと感じていられるのが行政書士。だったら行動しなけりゃ勿体無いですよね。

行政書士にこだわり、しかし執着せず、新しい行政書士のモデルを作っていきます。

どうぞ今後とも宜しくお願いいたします!!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。