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どんなホームページを作ればいい?

以前書いた記事の中でホームページについて触れたのですが、もっと詳しく書いてほしいというお声をいくつかいただいたので、
今週はホームページについて書いてみたいと思います。

この時期になると特に増えるのが、ホームページ会社からの営業です。
「御社のホームページを○○というキーワードで一番に~」
「スマホにも対応して~」
「最新のシステムを導入して~」
はっきりいって多くのこうした営業のトークは、うそというか誇張というか的外れなものです。

もちろんちゃんとしたものもありますが、そうでないものも相当数あります。

行政書士はWeb業者のカモ

行政書士はWebの知識がないからカモにしやすい、実際に知り合いになった大手のウェブ会社の営業からこうした声を聞いたこともあります。

僕は今でこそホームページやブログなどのウェブからの集客が半分以上になっていますが、はじめからうまくいっていたわけではありません。

相当な失敗もしました。
高いお金を払って、まったく仕事にならないサイトも作りました。

リターンがあるからこその投資です。
限りある資源であるお金と時間をかけるのであれば、結果を出す必要があります。

結果が出なければ自己責任

我々は経営者です。

結果が出ないホームページ会社を選んでしまったとき、詐欺だと憤慨もしました。
しかし、投資するかどうか、どこにするかどうかも含めて、経営判断であり、判断した以上は経営者の責任なのです。

当時の僕が無知だったのです。
何を重視すべきかわからず、まさに授業料を支払ったようなものです。

これまで20以上のサイトを作ってきた中で、どうしたら結果が出るのか、自分なりに試行錯誤してきた結果わかってきたこと。

結果の出るホームページを作るために

まず大事なのは、ホームページを作る目的。
単に名刺代わりに作るのであれば何もいいません。何でもいいと思います、自作でもいい。
ここではホームページから集客したい、かけた費用以上のリターンがほしい方にむけて書きます。

まず上位表示について。

当然ですが検索されなければ人に知ってもらえません。
ですので上位表示されることはクリックされやすくなるわけですから、大事なことではあります。
が、関係ないキーワードで上位に挙がっても意味はないでしょう。

特に前述のような営業の方で「行政書士」で上位表示されるようにしますよ~なんて方がいますが、そんなキーワードデイ上位表示されて仕事になるでしょうか?
行政書士というキーワードで検索を書ける方って、行政書士になりたい人や行政書士について知りたい人であって、設立したいとか、許可を取りたい人ではないですよね。

また上位表示されれば仕事が取れるかといえばどうでしょう?

確かに2,3ページ目よりは見られるとは思います、ですが成約するかどうかはまた別問題。
適切な情報が載っているか、わかりやすいか、視覚的に見やすいか、これらにおいてストレスを感じた方は「戻る」を押しますよね。
当然ですが【内容】だって大事、何が書いてあるか、どんな情報を載せるべきか、単に上位表示されるだけでなくこういったことも大切なのです。

だからライティング能力、視認性の向上はかなり大事です。

そして上位表示されて書いてあることが良かったとしても、それが相手に伝わらなければ意味がありません。

その意味で見た目、いわゆるデザインも大事です。
お客様視点はどんな側面でも大事ですが、見やすさ、わかりやすさというのはとても大事。

基本的にわからないから、困っているから行政書士を探しているのに、みてもわかりにくかったら親切じゃないですよね。
相手に伝わるデザインってやっぱり大事だと思っています。

もちろん見た目だけでもダメです。
だけど見た目も大事なのです。
いくら美味しいお店でも、ボロボロなお店に入ろうと思う人ばかりではないはずです。
その延長でもありますが、強みや他との違いが明確であるのも大事です。

人は比較します。
でもそれは値段だけではありません。
値段が高くても、それだけの価値があれば選ぶ人はいます。

それを伝えるための強みや差別化ポイントが、しっかりと現れていること、それも集客できるホームページの要素だと思います。

その意味ではしっかり棚卸しして、戦略に基づいてコンテンツや見せ方を決める、いわゆるマーケティング的な要素も加味する必要があります。

まとめると
①上位表示されるためのSEOやPPC等の対策
②必要な情報がわかりやすく書かれている
③相手に伝わるデザインである
④強みや差別化ポイントが明確になっている

これらを備えた上で、しっかりと育ててより強くしていけること、それが集客できるホームページだろうと思うのです。

ホームページから集客できないとか、相見積もりとなっていいお客様が来ないとか、そういったことも言われますが、これらを満たしていればそんなことはないといえます。

少なくてもうちはいいお客様に恵まれていますし、新しく作ったばかりのサイトも仕事を持ってきてくれます。
それは自分の失敗から、作って終わりでなく育てるもの、ちゃんとポイントを押さえて作ること、これらのことを身をもって知ったからです。
逆に言えば営業をされたときにはこれらができるのかを聞いていただいたり、作る際には留意していただければと思います。

ホームページはしっかり作れば、24時間全国で動いてくれます。
ですが、結果が出る営業マンとできるか、給料を食いつぶすだけなのかは運用する人しだい。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

もし集客できるホームページを作りたいという方がいらっしゃったら、弊所でお願いしている信頼できる業者様をご紹介させていただきますのでお気軽にご相談ください。

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。