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AI時代に必要とされる行政書士になるために

行政書士の経営と実務を学ぶというブログを書いている以上、避けては通れないのがAI。

行政書士に限らず、士業の仕事のうち、単純作業に関する部分は人工知能や機械に取って替わられるのは、もはや避けられないことだと考えています。

だからこそ、今後はより一層、コンサルティングの要素においてより高い付加価値を発揮していく必要があるのです。

AI時代に必要とされる行政書士になるために

そもそもAIによる自動化の前に、様々な行政手続きが簡略化されていきます。

たとえば法人設立においても、「登記・法人設立等関係手続の簡素化・迅速化に向けたアクションプラン」としてそれぞれの手続が一括で、簡単で早く設立が可能になるような方針がすでに打ち出されています。

登記・法人設立等関係手続の簡素化・迅速化に向けたアクションプラン

面倒だから頼んでいたことが、簡単になれば一定数の仕事は残るとしても、業務量としては大幅に小さくなるのは間違いないでしょう。

テクノロジーの発達によって、どんどん手続きは簡素化され、結果として行政書士には厳しくなっていくと予想されます。

その極めつけがAIによる自動化であるわけですが、こうした時代の流れの中で我々行政書士が身につけておくスキルとは何でしょうか?

僕はその一つがお客様の課題の抽出とその対応であり、過去でなく未来への提案ではないかと思っています。

悩みを聞けるという能力を意図的に身につける

AIは膨大なデータベースから状況を認知、認識し、最適解を即座に導き出せるでしょう。
ミスなく、休みなく、超高速でできるでしょうから、そこに人間は敵いません。

しかし、経営者の悩み、相続の悩み、そうした悩みを機械に伝えたい人ばかりではないはずです。

また、自分でもまとまっていない、何となくある悩みや不安、問題点は話を伺っている中で気づくことも多いはずです。

特に経営者の悩みはお金と人と言われています。

ここについて悩みを明確にでき、そして課題解決について力を発揮できればそれは非常に価値のあることではないでしょうか?

経営心理士とは

僕自身、AIについて知れば知るほど脅威でしかなく、今度どのようなスキルを身に着けていけばいいかと模索していたときに出会ったのが一般社団法人日本経営心理士協会でした。

日本経営心理士協会は、経営やビジネスの中で良好な人間関係を築き、人を動かし導いていくために必要な心理学、脳科学の原理原則を、現場の実例を交えて学び、実践していくための講座を主宰している協会です。

まさに経営者の伴走者でありたいと思っていた僕にとってはピッタリの講座でしたし、この講座で明確に結果に出たことがあります。

顧問契約につながるスキル

顧問契約につながるスキル
僕が経営心理士講座で学ぶ前は正直言って顧問契約は2件しかありませんでした。

過去にも何度か顧問のお話をいただくのですが、実際に契約してみると継続的に提供できるサービスがほぼなく、やっぱりスポットの方がいいのではと解消となってしまうのです。

行政書士はそもそもこの顧問契約に馴染みにくいと言われていますが、毎月定期的に発生する業務がない、継続的に提供できるサービスがない、つまり顧問契約の価値を見出しにくいのです。

しかし、今では月に1件くらい顧問契約が増えていっています。

中には月額数十万円の顧問契約を大企業様から頂いているものもあります。

経営心理士の勉強をさせていただいてから10件以上の顧問契約が積み重なり、毎月80万くらいは継続的な報酬をいただくことができています。

これは自分のサービスだけをみていたことから、「相手の悩み」へと焦点を変えることが出来たこと、まさに経営心理士講座で学んだことを実践している結果です。

AI時代に必要とされる行政書士セミナーのご案内

一般社団法人日本経営心理士協会の代表である藤田さんは公認会計士として多くの経営者のコンサルティングをしてきて、心と数字は表裏の関係にあり、会社の業績を良くするためには人の心を掴むことが求められていることを肌で感じてこられました。

人の心は小手先のテクニックなどで掴めるものではなく、人の心についての理解を深め、その理解に基づいて日々継続的に行動し、信頼関係を築くことから始まります。そのためには人の心についての原理原則を体系的に学ぶことが重要です。

経営・ビジネスの現場では心についての理解が不足しているということ、そして、心の原理原則について経営の観点から指導できる人が必要だということからこの経営心理士講座という新たな取り組みをされており、著書は日本のみならず台湾、韓国でも翻訳されて出版されていたり、日経電子版で連載をしていたり、全国から講演依頼があり、年間250回以上講演されていたりと精力的に活動されています。

行政書士もコンサルティングができるようにならねばならない。

僕はこの経営心理士講座での学びがAI時代でも行政書士が生き残っていく大切なヒントになっています。

 

自分が得た学び、経験を少しでも多くの方に伝えたくて、今回、藤田先生を招いて特別に行政書士向けにセミナーをしていただくことにしました。

日時

2018年9月14日 17時~20時

場所

カチエルセミナールーム
東京都港区高輪3-25-23京急第2ビル6F

詳しい場所はこちら

※品川駅徒歩3分

費用

3000円

※行政書士の学校の会員は無料

藤田さんが行政書士向けに話すのは非常に貴重な機会です。

ぜひこの機会に奮ってご参加くださいませ。

※満員御礼ありがとうございます。

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。