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名刺の威力を最大化させる方法

最近、名刺を新調しました。

これでデザインが変わるのは開業してから12回目です。

正確には開業準備中から始まり、業務特化名刺、イベント用名刺、紹介元用名刺から法人化、そしてグループ化という流れですが、同じ時期でも複数を使い分けていたり、名刺にはかなり気を使ってきました。

なぜか?

名刺は武器だからです。使いこなせるかどうかで大きな差が生まれるからです。

名刺の威力を最大化させる

僕は多分日本一、行政書士に会っていると思いますが、行政書士の名刺は驚くほどみんな似ています。

できることが同じと思われているのに、名刺も同じようではどうやって違いを覚えてもらえるでしょう?

大体が白地に黒文字、事務所名も同じような感じで裏面には扱い業務。しかも思いつくもの大体載っている的な。

覚えられない名刺ははっきり言って何の役にも立ちません。

直接のお客様だけでなく、仕事を紹介してくださる可能性がある士業に対しても同じことが言えます。

認識してもらい、何ができる人間なのかを覚えていただくこと、そして必要なときに思い出していただくことがなければ仕事にはならないからです。

名刺交換して「何かあったらお願いします」なんて100%連絡はきません。

たくさんいる行政書士の中で、「誰か」と「何ができるか」を覚えて頂く必要があるのです。

名刺に必要なもの

名刺交換したんだから覚えてくれるはずなんてことはありえません。自分だって覚えられません。

数ある行政書士の中で、覚えてもらえるように工夫する必要があります。

①顔写真

女性は抵抗あるかもしれませんがホームページにも名刺にも顔写真はあったほうがいいです。覚えられる可能性がぐっと高まります。

特に開業当初は信用がなかなか作りにくいわけですから顔出しして信用を保管することはとても大事だと思います。

証明写真みたいなこわばったものではなく、自然な感じで撮った写真がいいでしょう。今はプロも安くなりましたし紹介もできます。

②コミュニケーションツール

電話、FAX、メールという時代は終わりました。いや終わりきってはいないけど、スカイプ、LINE、ChatWorkにSlackなどのツールを使うお客様は激増しています。

同じ言語が喋れる人が重宝されるように、同じツールが使えることは相手に好意的に捉えていただけます。

また、SNSについても書いておくとその後も繋がりやすくなるでしょう。

ブログもやっていれば書いたほうがいいと思いますが、長いアドレスを打つのは相手の労力になってしまうので、検索窓を使って、「○○○で検索」とかできるよう、普段からキーワードやキャッチコピーを意識して書いているといいですよね。

裏面は何を書くのか?

裏面は特に成長フェーズによって変えていっていいいと思います。

最初はやはりメイン業務を書くのがいいでしょう。そもそも行政書士は何ができるか知られていませんから扱い業務を書くのはマストです。

とはいえ何でもできるは何もできないというように、色々書いてあってもこの人が何が強いのかを相手には伝わりにくくなります。

そういうと、そこに書いている業務以外は仕事が来ないのではないかと思われますが、例えばホームページだって業務特化サイトのほうが仕事になります。

つまり、お客様のところに行く際には業務特化の名刺のほうが、クロージング率は高まるのです。

紹介も、一番やっていきたい仕事、これが強いと覚えてもらいたい仕事の名刺を紹介してくれそうな方に渡したほうがいいわけです。

あとは自分の強みや状況の変化に応じて裏面は変えていくのがいいと思います。

ちなみにこれが今の最新版です。

グループが増えてきたので、それぞれにできることを視覚的にわかりやすくしてみました。

そして会社名からもわかるようにサッカーが好きなので、サッカーボールみたいなデザインでとても気に入っています。

とはいえ、例えば産廃業界の方と会うときには業務特化した名刺を使っています。

名刺も大事なのは場所と目的なんです。

名刺一つとっても大事なのはマーケティングです。

誰に、何を、どのように、伝えるのか?

正しく頑張るためにはしっかりマーケティングを意識し、実践することが大事です。

マーケティングをおさえて名刺をしっかり武器にしていきましょう!

そして改めて行政書士のマーケティングを学びたい方はぜひこちらにご参加ください!

今ならこうする!最速で行列のできる行政書士事務所をつくるマーケティング戦略

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。