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行政書士フォーラム2019開催しました

どの業務を選んだら良いかわからない

業務ごとのやりがいや将来性、
スペシャリストかゼネラリストか
法人化か個人事務所か
地方と都市部での違い

各業務の専門家が集い、やり方も事務所形態も、開業場所も違うからこそ、参考になることがたくさんあると思い始めた行政書士フォーラムも今年で7回目の開催となりました。

行政書士フォーラムを振り返って

まず今年の行政書士フォーラムは告知後2週間弱で満席、そして増席したものの3日で再度満席ということで、非常に熱気あふれる会となりました。

しかも奈良と大阪で法人をしていたり、広島だけど全国の産廃案件を扱っていたり、既に開業して活躍している先生方も参加されていて、良質な情報や交流というものに価値を感じていただけているのかと思いました。

◇開業準備中にやるべきこと、できること
◇ネットとリアルの割合は?どうやってリアルを取っているか
◇ブログやSNS等の効果的な使い方は?
◇どうやって仕事を覚えてきたか?各業務のスキルアップの方法は?
◇怪しい案件の見分け方、どのようなトラブルがあるか?またその対処方法は?
◇お客様対応のコツは?
◇業務のやりがい、メリット、デメリットは?
◇理想の行政書士像は?

このような内容について講師たちでパネルディスカッションをしたのですが、やはり人によって考え方、やり方は違うし、それが面白い。

一方で共通すること、頷くことも多くて、きっとそれが王道というか基礎の部分なんだと思います。

過去のフォーラムと変わったこと

今回7回目ということですが、やはり振り返ってみると色々自分でも話すことが変わってきたと感じています。

例えば副業について。

以前は専業がかっこいい、専業でないのはニセモノ、くらいに思うところもありました。行政書士で食えないから他でやっていくみたいな。

でも時代の流れ、特にAIや自動化について考えるにつれ、そして他の士業を含めリーガルテックなどの動きを見ていて、副業もとい複業というのはとても大事なのではないかと。

自分の専門知識をテクノロジーやコンサルティングと掛け合わせていく。それについては行政書士という業務、職域にとどまる必要はなく、むしろそうした在り方こそが変化しているのだろうと。

変わるもの、変わらないもの

他に変わったといえばSNSでしょうか。昔からその重要性は認識していますし、僕もブログを毎日ずっと書いていたりしました。

しかし今はアメブロでなくnoteが主流になりつつあるし、twitterも再燃してきています。

こうしたツールの部分はどんどん変わる。これからも変わるでしょう。

しかし、なぜそれをやるのか?という根底は変わらない。手段は変われど目的は変わらないんですよね。

その意味でいうと行政書士として人の、企業の、社会の役に立つという目的は変わらず、そのアプローチ方法、サービスの内容などは変わっていっていいのだと思います。

そしてそれを支えるのは情熱。僕は改めて業界を引っ張っていけるように、業界のこれからの人に発信していけるように、毎日をチャレンジしてこうと再確認しました。

行政書士はまだまだ。行政書士は可能性がある。そんなふうに感じてくれる参加者が一人でもいれば今年も開催した甲斐があるというものです。

改めて講師の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!

※当日の模様は後日ウェブ視聴できるように準備しております。

 

 

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。