- 許認可か市民法務、どんな業務を扱うか
- 1人事務所型、法人型、どっちを目指すのか
- 大都市と地方都市、やり方は違うのか
- 業務ごとに営業方法は何が最適なのか
必要な準備なしに行政書士として開業するのは無謀です。
100%の準備はないにせよ、なんとなくがむしゃらにでやっていけるほどには甘くない。
既に世の中には48000人以上の行政書士が登録しています。東京だけでも6500以上。都内の大手コンビニ3チェーンの店舗合計だって5000くらいですが、それを遥かに上回る数の行政書士がいるんです。
では開業に向けて必要な準備とはなんでしょう?
それは知識です。生の情報です。

情報は巷にあふれています。
ブログもtwitterも書籍も、行政書士に関するもので有益なものはたくさんあります。(そうでないものもありますが。)
しかし圧倒的にないのは、一度に開業に必要な生の情報を聞く機会です。
行政書士フォーラムとは
行政書士フォーラムとは、行政書士の学校の講師陣が、それぞれの業務のやりがい、注意点、営業方法、将来の展望などを話していただく場です。
行政書士になる際にまず考えるのはなんの業務を扱うのか、そもそもどんな業務があるのかだと思います。
それぞれの業務には市場規模や工数、ターゲットに適した営業戦略、関連性、継続性、報酬単価など総合的に考える必要がありますが、加えてやりがいや将来性も大きな要素だと思います。
だからこそ各業務のスペシャリストをお呼びし、それぞれの観点からいろいろな質問に答える場を開催してきました。

今年で7回目となりますが、今年も産廃・補助金・社団設立、クーリングオフ、創業融資・事業承継、建設・宅建、旅行・運送、会計記帳・会社設立の専門家をお呼びしている他、金沢でガンガンやっているスペシャルゲストもお呼びしています。
これによってどんな業務があるのかだけでなく、個人か法人か、地方特有の営業などについても一度で知ることができます。
正しく頑張るために
引退されたイチローさんもおっしゃっていますが、小さなことの積み重ねは大きな差となります。
このときに大事なのは何を積み重ねるかということ。
間違った方法でいくら頑張っても、正しく同じだけ頑張った人には勝てません。
受験勉強も同じだと思います。合格につながらない勉強をいくらしても合格するはずがない。大事なのはモデルケースを知り、そのために必要なことを知ること、そして実行することです。
開業セミナーの危険性
開業セミナーはでたほうが良いと思います。でも、その人の開業話が全てであるはずがない。
行政書士の数だけやり方はあるし、そもそも扱い業務や地域によって営業方法や戦略だって違うからです。
しかも、残念ながら実務家としても、事務所経営者としてもそれほどの実績のないセミナー講師も大勢います。やってきたことしか伝えられないと思っているので、それらのセミナーの内容が果たして開業に本当に役立つのかは疑問です。
行政書士フォーラムは僕の話を聞いてほしい場ではありません。
多くの実務家、事務所経営者の考えに、経験に触れてほしい場です。
その中で響いた人の、刺さったことの中に開業に必要なことがあります。
忙しい講師をこれだけ一気に集めるのは本当に大変なので年に一度の開催になります。
ぜひ年に一度の行政書士イベントに興味のある方はこちらをご覧下さいませ。