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【第454号】脱ハンコと行政書士

■ 行政書士の学校通信 第454号 2020.09.03

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力、
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 今日の本題
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こんにちは!

明日は名古屋、明後日富山と
出張ばかりしている校長の石下です。

先週末は大阪だったし
コロナに負けず、コロナ対策をしっかりして
ガンガン動いていきますよ~

というところで今日の本題
脱ハンコで行政書士の仕事はどう変わるか、について。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64678280W0A001C2MM8000/

日経でもでていますが
新内閣になって脱はんこ、デジタル化が一気に進んでいます。

DX化は行政書士でも非常に重要になるのは当然であり
ついてこれなければ仕事にならなくなるでしょう。

脱はんことなると何が変わるでしょう?

つまりオンライン申請が一般化するでしょう。
押印をもらう手間もなくなります。
結果として工数が減る=価格は下がるでしょう。

しかしそれ以上に
「商圏」という概念が希薄化するでしょう。

役所にいかなくても申請ができるのであれば
どこに事務所があっても同じになります。

近いから頼むというパターンが減るわけです。

そうなると地方は人件費も物件も安いので有利になるかもしれません。

あとは広告です。
お金をかけられる事務所が商圏を気にせず
全国の依頼を取れるようになるかもしれませんん。

これをチャンスと
他士業の法人が業界になだれ込んでくるかもしれません。

大手監査法人系って
KPMG以外のDTもPwCもEYも行政書士法人をもってるんですよ。

そういう資金力のあるところが
全力で広告を全国でかけたら・・・

菅首相も
首相は全ての行政手続きについて書面や押印を抜本的に見直すよう指示したとされています。

もう時代は待ったなし
オンライン化、電子化へ行政手続きは一気にスピードを上げていきます。

ハンコ無くなってよかった~ではすみません。
AIに代替される前に政府によって我々の仕事は大きく姿を変えるのです。

その時に向けて僕たちは何をすべきか
しっかり考えていきましょう。

僕の中の一つの答えは補助金です。
国が施策を実行していく上で補助金は今後も続くでしょう。

ですが事業者のやりたいことを事業計画に落とし込むことができるのは
電子化になっても変わりません。

来年度はDX化に関する補助金がおそらく相当強く出るでしょう。
そのためにも今から補助金の部門の強化をしています。

※来年の補助金を武器に売上を作りたい方はこちらをご覧ください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/minsuke

そしてオンラインになじまない仕事もあります。
相続なんかはその例と言えるでしょう。

※相続事業についてもバイセルトの提携事業を一緒に進めてくれる方を
全国で募集しているので是非興味ある方はこのメルマガに返信ください。

今後の脱ハンコ時代に今のうちから備え
取り残されないようにしていきましょうね!

では今日はここまで。
最後までお読みくださりありがとうございました。

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 編集後記
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オンライン化について本文で触れましたが
今日の夜は広島の方々が主催する行政書士イベントに登壇します。

参加者は全国から集っていますが
これも時代の流れですね。

家で参加する予定なので子どもが乱入してこないか心配ですけど笑

では今週も本当にありがとうございました。
また来週よろしくお願いいたします!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。