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【第339号】枠にとらわれない

■ 行政書士の学校通信 第339号 2018.07.25

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます。


昨日は宇都宮での産廃中間処理の申請からとんぼ返りして
社会起業関連のイベントで登壇してきた校長の石下です。


あの渋沢栄一さんの直系でコモンズ投信の代表の渋沢健さんや
世界中で科学者の集まるコミュニティを運営するリバネスの高橋さん
SDGsの団体やいろいろなNPOの方など色々はお話が聞けて
最高に便居雨になったし、自分の方向性にもかなり影響を受けました。


短い時間のプレゼン、いわゆるピッチをさせていただいたわけですが、
起業家の中に混ざってピッチを行政書士がする
これもとても意義あることなんじゃないかなって思います。


こんな素晴らしいイベントにあって
皆が共通していっていた言葉に「枠にとらわれない」というものがあります。


前例がない
行政書士業務でない


だから行政書士というこれまでの枠の中でのみ考え、行動する


しかし、
人にできないことができることが価値だし、
そんな「個」を確立できなければイノベーションは生まれない。


行政書士は自分がサービスや商品そのものだっていうけれど、
本当にそれができているでしょうか?


旧態依然とした業界の中で
できることの範囲でしか動けていない行政書士が多いように思います。


社会は変化しています。
しかもものすごいスピードで。


改めて起業家のイベントに参加して痛感しました。
僕たちの業界は完全に出遅れていると。


AI社会になっても、愛(AI)のある人間のサービスが必要」ということで
東京都行政書士会が総務・人事・経理ワールド2018に出展していたそうです。


おそらく周りのブースはRPAやIOT,AIに関するサービスだったはずです。


行政書士という仕事を知っていただくのにこうした出展はプラスだと思っていますが、
周りとのギャップがなかったか
もっといえば周りの参加者に行政書士のブースだけ間違ってでちゃってるんじゃない?ってなっていないか心配です。


いわゆるリーガルテック分野でも行政書士はかなり遅れています。



枠にとらわれては
時代に取り残されます。


僕は行政書士という仕事にこだわっていますが
執着しすぎないことも大事だと思っています。


行政書士っぽくない行政書士がもっともっと必要だと思っています。


視野を広く、
視座を高く、
もっともっと外の情報に触れ、
変わっていかなくてはならないのです。


それこそが行政書士としてこれからも食べていく必須のスキル、マインドだと思います。



例えば補助金の申請
これだって今までの行政書士は積極的に取り組んできていません。


が、
ものづくり補助金やIT導入補助金って我々のお客様には非常に有効ですし、
なにより事務所の売上に直結します。



行政書士はスポット業務で待ちの営業
だから継続課金の顧問は取れないし提案する仕事ではない。



そんな枠にとらわれていないでしょうか?


補助金申請ができると顧問取れます。
そして提案できますからこちらから仕事を取れますし、
一回きりのお客様にならないようアップセル、クロスセルにも繋がります。


なんと行っても1件200万の報酬とかになりえます。


今までやらないのはやり方を教えてくれないから・・・
だからこの講座をやっています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/minsuke


またうちの事務所の売上の多くを融資が占めるようになったのも
副代表を始め新たな武器を得るための勉強会に出たからです。


事業性評価融資にAI融資、信用保証制度の見直しなど、
中小企業を取り巻く金融環境は目まぐるしく変化しており、
今はまさに激動の過渡期と言えます。


その様な中、中小企業が正しく財務管理を行い、
円滑な銀行取引をアドバイスする専門家の需要は年々高まっていますが、
税理士も含め、十分に対応できる専門家が少ないのが実情です。


そこで、情勢を見極め、社長の参謀として正しい方向に導く専門家になる為の勉強会として定評のある赤沼創経塾をご紹介します。


中小企業の財務支援専門家として10年以上活動している赤沼さん自ら、最新の情報や実務をシェアしてくれる非常に有意義な勉強会です。


うちからは実際4名も参加してますからね・・


8月17日にオープンセミナーを開催するそうなので、ご参加されてみてはいかがでしょうか。おススメです。

http://soukeijuku.com/news/seminar/20180712142534.html


行政書士の枠を超えた先にチャンスがあります。


起業家マインドを持ってそのチャンスを一緒に掴んでいきましょう!!

では今日はここまで。
来週もよろしくお願いいたします!

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 【編集後記】
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いま時点で事務所の売上が過去最高益を確定でき、
その勢いで事務員増加、8月からは川崎の事務所も借りました。


閑散期と言われる8月もだいぶ予定が埋まってきて
暑いなんて行っていられない状況です。


一方で暦通りに11年営業してきましたが
今年から夏休みを導入し8月16~19をお休みにします。


それとは別で僕はみんなが有給消化した10月くらいに
沖縄にでも家族旅行してきます。


組織になってきたからこそ
こうした社内整備も必要ですからね。


仕事も家族も全力で頑張り楽しむ。
まずは今日もこれから息子を保育園に送ってきます!


では今週はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。