行政書士は1951年3月22日に行政書士法が交付され、同年3月1日に実施されました。
なので3月22日は行政書士の日とされていますし、一般社団法人行政書士の学校を設立したのもこの日なんです。
でもそれを知っている人ってどれくらいいるのでしょうか?
行政書士という仕事は知られていない
行政書士という制度が生まれて約70年が経ちますが、正直いって行政書士という仕事は殆ど知られていないのが現状といえます。
税理士なら税務手続き、弁護士は裁判、司法書士は登記などイメージしやすいところ、行政書士という仕事は業務分野が浩すぎるのが一因だと思います。
行政書士といえば◯◯というのが言いにくいんですよね。
許認可だけでも1万種類以上と言われ、相続や後見などの市民法務、株式会社やNPO法人などの法人設立業務、VISAに関する手続きなんかもあります。だからこそ一般の方には行政書士が何をする仕事なのかがわかりにくい。
行政書士という仕事を飛躍的に社会に広めた「カバチタレ」
そんな行政書士という仕事が一躍認知されるようになったのは、間違いなくこの漫画の登場といえるでしょう。

漫画も売れていましたが、テレビドラマ化されたのが非常に大きい出来事でした。
しかも、出ているタレントさんも超一流。
実はこのドラマが放映されてから10年で行政書士の登録者は1万人増えていますが、これについてこの漫画の影響が大きいと思います。
原作者の田島先生とお会いして、まずは行政書士という仕事を社会に広めてくださったことに感謝の気持ちを伝えさせていただきました。
行政書士の認知度を上げることの重要性
どんなに素晴らしいサービスも、どんなに社会に貢献できる仕事でも、知っていただかなくては活用されません。
行政書士がどんな仕事をしているかが知られていないことと、業界の売上規模は密接に関連しているでしょう。
行政書士は歴史ある国家資格とはいえ、まだまだ社会の認知は低い。
かといってみんなが漫画家になれるわけでもありません。
でも、今は個人がメディアを持てる時代です。
我々行政書士一人ひとりが、ブログやフェイスブックで発信できる時代です。
漫画やテレビドラマほどの影響は持てないとしても、行政書士がどんな仕事ができるのか、何を依頼できるのかを発信していくことが、市場認知に繋がり、結果として各行政書士の売上げアップにも繋がると思っています。
このブログもその一助になれば嬉しいです。