\ おすすめ Pick Up /

【第296号】AIと行政書士

■ 行政書士の学校通信 第296号 2017.09.27

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【今日の本題】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

おはようございます!


金曜から月曜まで夏休みをいただき石垣島と小浜島に行ってきた校長の石下です。


毎日快晴で、夏日の南国が楽しすぎて
そして帰ってきてからの仕事量が多すぎて
既にあれは夢だったのではないかと思っています・・・


まあ切り替えるにはこれくらいのほうがいいですね
ということで今日の本題「AIと行政書士」について。


ちなみに今日はあの有名な行政書士法人でなくて人工知能の方です。


月曜日、
AI時代のサムライ業というテーマで知人の士業とともに
日経新聞に掲載していただきました。


前にご縁があって飲み会で日経の編集の方と話していて
面白そうだから他にAIについて話せる士業いない?ということで
できた企画でした。


この話自体は特に真新しいものでもありませんが、
具体的に30年後の我々の仕事を正確に言える人もいないでしょう。


それほどまでに
時代は動いているし、
技術はまさに革新しているのです。


僕が開業した10年前
スマホもクラウドも普及していませんでした。


今はUSBなど使っていませんし、
情報はスマホでほとんど入手できますし、
SNSで色んな人とつながれコミュニティも作れるし、
パソコンが有れば大体の仕事はできます。


行政書士の仕事はローカルルールがあるし、
定形的といえるような案件は殆ど無いし、
ノウハウの蓄積がないと仕事にならない。


それ自体は否定しません。


しかし
ビックデータとディープラーニングにより
様々なケーススタディが蓄積され、
これらだって対応できるようになるのにそう時間はかからないと思っています。


「AIをチューニングする行政書士」か
「AIにできない業務を行う行政書士」しか残らないのではないでしょうか。


厚生労働省が発表した
「働き方の未来 2035」という資料があります。


非常にわかりやすいので一読することを進めますが
そこにはこうありました。


AI を中心とした技術革新は脅威というよりは、
時間や空間、年齢や性別といった「壁」を取り除き、
多様な働き方を可能にするツールであり、武器


まさにそのとおりだと思います。


AIを使いこなす
AIによってあたらしい業務を作り出す


人間性に基づくような価値評価はAIにはできないし、
その意味ではよりサービス業としての行政書士
問題を解決するだけでなく問題に気づく力をもち、
提案できる行政書士でなければならないと感じています。


そう感じているからこそ、
提案できる力を持つために色々仕掛けています。


①設立や許認可のお客様に+αの提案をすべく補助金・助成金の情報発信のために
みんなの助成金をつくりました。

https://www.minnano-joseikin.com/

②産廃や建設業のお客様のコスト削減のために電子契約書事業も始めています。

http://www.weee.co.jp/

③行政書士の学校のおかげで全国の、あらゆる分野の業務に対応できます。


全ては行政書士業務を軸にして
お客様に付加価値を提供できるよう、更に良い提案ができるようにしています。


※日経にも取り上げていただいた産廃、建設向けの電子契約については
 行政書士向けでははじめてこちらのセミナーでお話させていただきます。
 https://goo.gl/2436yu


AIが発達してもお客様は人です。
お客様の利益に貢献するという点は普遍です。


変わっていく時代だからこそ
やれることしかないし、チャンスしかない。


行政書士は今後一層面白くなりますね!


では今週はここまで。
今週も最後までお読みくださりありがとうございました!!


ではまた来週!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【編集後記】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

しかし木曜の夜に士業や経営者を集めフットサルをして、
夜中準備をして3時に起きて車で羽田に行くのは結構ハードでした・・・


眠さピークなのに息子は機内で一睡もしてくれず
むしろ機内を歩き回るやんちゃぶり。


でも本当に、本当に楽しくて幸せな時間でした。
今週末からほぼ土曜も仕事が確定しましたが、
来年も行けるよう、いや、来年はもう1日多く過ごせるよう、
いやいや、2回位行けちゃうよう、
やり残しばかりの仕事をしっかりやりきって
まずは事務所を圧倒的に成長させていきます。


でも日曜まで息子と一緒に遊べないのはツライ・・


最後までお読みくださりありがとうございました!!
ではまた来週!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。