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【第99号】正しく使う

■ 行政書士の学校通信 第99号 2013.12.18

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます!


今日は急な案件で
福島に向かっている社内で記事を書いている校長の石下です。


南相馬市の産廃手続きのお客様なのですが
処分場が被災したり今も家を離れていたり
リアルな福島を感じております。


まだまだ震災の爪痕は深く復興への道は果てしなく厳しいですね。
決して風化させてはいけません。


さてここから気を引き締めなおして今日の本題
「正しく使う」です。


これも被災地である仙台の社長様の言葉で
「たくさん稼いで正しく使う」というものがあります。


僕はこれを聞いて深く共感しました。


「稼ぐ」というとなんとなくネガティブなイメージを持つこともあると思います。


ですが、
どんなに大切な、必要な事業をされていても続かなければ
余り社会の役に立っているとは言えません。


そういう事業こそ、続けることが大事です。


事業を継続するためには
利益を出すことが必須です。


だからこそ
たくさん稼いで正しく使う。


やりたいこと、
必要なこと、
そういうことをやり続けていくために
正しいことをし続けていくために
やっぱり駅を上げていかなければいけない。


僕は震災の時
自分の力の無さに愕然としました。


できることはしようと
寄附をしてみたり
現地に何度か言ってボランティアもしてみました。


でも、やっぱりできることは限られているし
もっとお金があればって思っていました。


そうすればもっとできることがある。
力になれるって。


だからこそ被災地の社長からこの言葉を聞いたとき
なんだか強烈に頭に残ったんです。


僕たち行政書士の仕事は
事業スタートだったり困っている人や企業を助けられる仕事です。


とても公共性が高い仕事だと思っています。


そしてありがとうと言っていただける仕事です。
ありがとうの対価が報酬だと思っています。


ありがとうをたくさんいただくことが
それだけ多くの売上げにつながる。


だからいいかえれば
沢山ありがとうを言っていただける仕事をして
頂いたお金を正しく使う


これが大事なのではないかと思うのです。


そのために僕たちは武器である知識を高め
時代の流れに合うニーズを形にしつつ
常に付加価値を高め続けていく必要があるのです。


お金については難しいテーマですし
色々なご意見があると思いますが
自分なりに思うところを書いてみました。


では今週はここまで。
お読みいただきありがとうございました!


来週はいよいよ100週目!
で今年最後ですね。


来週もまたよろしくお願いいたします。

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 【編集後記】
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今年は静岡、京都、大阪、兵庫
そして山梨、鹿児島
今日の福島も含めて出張の多い年でした。


行政書士業務ではあまり出張もないと思いますが
やっぱりいろいろなところに行くのはワクワクしますね。


来年は行政書士の学校でもどんどん外に出たいと思いますので
もし講師をお探しの方はご連絡ください!


でも一人旅はやっぱりちょっとさみしいです(汗)


では今週はここまで
本当にいつもありがとうございます。
ではまた来週!!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。