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【第64号】値段について

■ 行政書士の学校通信 第64号 2013.04.17

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます!
先週の土曜、フットサルダブルヘッダーで未だに体が痛い
校長の石下です。


午前中は10時からプロのアスリートも多数参加した
仲間主催のフットサル大会


そして17時からは行政書士の先輩方とのフットサル


まさか34にもなってこんな体を酷使するとは(笑)


では今日の本題「値段」についてです。


行政書士はサービスの金額を自由に設定できます。


行政書士連合会が報酬額の統計を取っていますが
それを見てもかなりの幅があることがわかります。


では、
いったいどうやって値段を決めるのか?


通常は同業の方のサイトをいくつか見て
だいたいこんなものかなと決めるのではないでしょうか?


実際、僕も最初はそれで決めていました。
相場に合わせた方が無難だろうと。
だってわからないしと。


なんでその値段なのか?


その答えは持っていませんでした。


だからやったことのない仕事が来て
サイトで調べても金額が載っていない業務が来ると
値段をつけることがなかなかできませんでした。


だけど
【時給】という考えを持ってから
値段を決めることは難しくなくなりました。


今も専門外で、
他の先生方のサイトがあるか調べてもないような業務が来ていますが
お見積りをしっかりと出せたのは
「どのくらいの時間がかかるのか?」
これを算出できたから。


僕は時給という考え方を非常に大事にしています。
それが適正価格を導くと思うからです。
そしてなんにでも応用が利くからです。


だからこそ
実務慣れしていなくて時間がかかるときに
安売りをしてはいけない。


同じ価格でやるなら
少ない時間でできるようにして
時給を上げる。


このような考え方が非常に大事だと思います。


例えば行政書士実務セミナー


3時間のセミナーのときは1万円ですので
価格だけ見ればそれほど安くはないと思います。


だけど
各講師の皆様は作りこんだレジュメ
そして多様な資料を準備してくださいます。


それらだけでこの価格以上の価値があると思います。
あれ以上の資料が出る実務セミナーは存在しないとさえ思います。


自分のことで恐縮ですが
今週末の一般社団法人・NPO法人設立セミナーでも
去年のセミナーの資料を大幅に変えました。


早朝や週末
相当な時間をかけて準備しました。


当日話す時間だけでなく
何倍もの時間と労力を準備に費やしています。


時給と同じくらい大事なもの


それがお金をいただくという責任。
いただいた以上の価値を提供するということ。


値段をつけるときには時給を考える。
付けた値段のお金をいただく際にはそれ以上の価値を提供できるようにする。


これがとても大事なのだと思います。


では今日はここまで。
今回もありがとうございました!

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 【編集後記】
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最近怒涛の日々で書きたいことがたくさんあるのですが
その中でも先週金曜日の夜は感動しました。

埼玉北東部での産業廃棄物の中間処理施設の打ち合わせから
向かった先は後楽園ホール

僕と同じ年のプロボクサー
飛天かずひこ選手の応援のためです。

元東洋太平洋チャンピオン
元スーパーウェルター級チャンピオン

この肩書きを持ちながら
新たなベルトを手にするべく挑戦を続けているのですが
同じ年で世界にむけて頑張っているというのは本当に刺激になります。

そして試合は2ラウンドKO勝ち

実は一週間前に壮行会をしたときに聞いたのですが
練習で捻挫して歩くのもきつかったそうです。
たった一週間で治るものではありません。

年的に減量も相当きついでしょう。

それでも、
勝利の為にひたすらに努力する。

もちろん職業は違いますが
仕事への本気度、熱意、努力は大いに刺激になります。

こんな同級生がいる環境に感謝ですね。

では今週はここまで
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
ではまた来週!!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。