脅威はAIだけではない

AIに仕事を取られるとか言われていますし、もちろん同業内でも競争はあるわけですが、我々行政書士の脅威はそれにとどまりません。

それは他士業やコンサルティング会社の業界参入です。

他士業事務所やコンサルティング会社参入の脅威

最近ではワンストップ型の総合士業事務所が増えています。

弁護士事務所や会計事務所、司法書士事務所が業務拡大に伴い行政書士事務所も持つというもので、今に始まったものではないにしても勢いがついているのは間違いないと思います。

弊所でも社労士法人を立ち上げましたが行政書士業務から社労士業務へ、また逆も流れが作りやすいですし、一緒にやることでサービスの質も均質化していけますし、効率かも図れます。

反面、大きくなればなるほどマネジメントは大変だと思いますが、それでもこの流れは脅威です。

たとえば世界的なコンサルティングファームが行政書士法人を去年立ち上げましたが、資本力もあり、世界で仕事をしているからこそビザではかなりの威力を発揮するでしょう。

都内でも某税理士法人が行政書士部門を作り、年々支店を増設し、行政書士業務も伸ばしています。

競争力のある行政書士事務所は少ない

行政書士で売上が億を超えている事務所は30ほどと言われていますが、例えば税理士では10億事務所はザラですし100億の事務所だってあります。他の士業も、ましてやコンサルティング会社など我々行政書士とは資本力が決定的に違います。

掛けられる広告費も違えば、既存の業務からの派生も相当数みこめるでしょうし、行政書士同士だけを見ているとあっという間に市場のシェアを持っていかれてしまう可能性だってあります。

今までのようにワンストップ型の事務所に行政書士事務所も一応あるというレベルでなく、戦略的に行政書士市場を取りにこられたら競争できる組織を持った行政書士事務所はそうそうないのではないでしょうか。

例えば昨日、超大手通しの連携話もニュースになりました。

アディーレ法律事務所、SATOグループと提携し、労働問題の相談サービスを提供開始!

今後おそらくこうした大手同士の連携も増えていくでしょうし、それによって行政書士の市場にもどんどん参入してくるかもしれません。

例えば入管業務では今後ニーズも高まり法律も改正するので相当な可能性で大手の参入があると思っています。

AIや同業だけでなく、こうした他士業やコンサルティング会社もライバルになり得るということを意識しつつ、自分たちのサービスや組織について競争力を持っていきたいですね