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行政書士の基礎力

今日は行政書士の基礎力についてです。

僕はサッカーが好きなのもあってGOALという事務所を運営しているわけですが、サッカーも基本がとっても重要です。

例えば今は解説者としても活躍している中山選手。日本人で初めてワールドカップで点をとった選手です。

さらにはJ1リーグの歴代最多の157得点の記録を持つ日本を代表する選手です。

ガッツあふれるプレーが身上の中山選手、もう体で痛くないところがないと言っていました。
僕も大好きで尊敬する選手でしたが、正直、技術的にはそれほど高い選手ではありませんでした。(もちろん代表クラスとしては)
それでも日本代表に名を連ね、日本人として初めてワールドカップで点を取り、ギネスの記録も2つ持ち、歴代の最多得点記録を持つ。

この偉業を残したのは、ただひたすらに練習を重ね、基礎をおろそかにしなかったからではないでしょうか。
実際に愚直なまでに基礎練習を誰よりもし、徹底的に走り込みをしたとおっしゃっていました。
だからこそ45歳という年齢までプロとして活躍できた。
恵まれた身体能力も、天性の技術がなくても、これだけの結果を出してきたのでしょう。

基礎なくして応用はなし

基本がないのに応用ができることはありえません。

基礎があって初めてその先がついてくる。

逆に言えば、基礎がしっかりしていれば、ある程度までは対応できるものです。
徹底的な反復によって、より基礎は強く、固くなります。

これは行政書士の仕事にも言えると思います。
考え方などの基礎がしっかりしていれば、初めての業務でも抑えるべきポイントが分かります。
逆に小手先に走ってしまうと、いつまでたっても本質的なところがおろそかになります。

原理原則、軸、基礎。
そういったものを意識的にものにしていく、徹底的に必要な学び、努力を重ねていく。

そのことがとても大事なのだと思います。

行政書士の基礎がないのは雇用がないから

しかしその基礎を学ぶ場が、行政書士にはあまりありません。
雇用があまりないからです。

行政書士事務所の採用情報はこちら

やはり基礎となる部分が欠けていては成長のスピードは遅くなり、より高いレベルを手にするのが難しくなるように思います。
もちろん、行政書士としての基礎だけでなく、開業するのであれば経営者としての基礎も必要。

それがこの業界の根源的な問題だと思っています。
基礎がないのにいきなり営業、実務をやらざるを得ない。

だから少しでも行政書士の学校では採用したい事務所と修行したい方とを繋ぐ場でもありたいと思っています。

成長に特効薬はありません。
一時的なものはあるかもしれませんが、行政書士として今後長く活躍するためには、やはり基礎の徹底が必要なのではないでしょうか?

だからこそ行政書士の学校を運営していますし、こうした行政書士の基礎力を身に付けるための場となるべく、もっともっと精進していきます!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。