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行政書士のブログ活用

2008年3月3日から10年間毎日ブログを書き続けてきた行政書士の学校校長の石下です。

体調が悪くても、旅先でも、嫁に呆れられながらも(汗)毎日書き続けてきたのには理由があります。

行政書士の経営に役立つからこそ大変でも続けてきたわけですが、僕はインターネットに詳しいわけでもなく、ワードすら使いこなせず、ブログなんてほぼ読んだことすらなかったので、間違いなく誰でもできることだと思います。

ブログを続けていたら出来たこと

何度も言いますが、僕はブログの素人でした。

でも、自分なりに勉強して、ルールを持って取り組んでいたら想像を遥かに超えるほどの成果をもたらしてくれました。

  • 出版できました(これまで7冊全て商業出版です。しかも企画書も書いていません)
  • 新聞に出れました(地元栃木の下野新聞、そして日経新聞に出させていただきました)
  • ラジオに出していただきました(東京FMで某超有名人とエレベーターで一緒で興奮しました)
  • テレビに数回出していただきました。(取材だけならかなりの回数になっています)
  • ブログだけで年間30回以上のセミナーや交流会を主催できました。

(日経新聞より引用)

もちろんブログから仕事になったことも何度もありますし、ブログを通して人脈も広がり、今では妻も含めて公私ともに仲良くさせていただいている経営者や士業の方も沢山できました。

仕事になったらいいな・・・くらいで始めたブログは、もはやそれがなければ成り立たないくらい、そして他のもので代替できないくらいの武器になっていたのです。

特にメディアの方はコンテンツを探していますので、こちらから発信しているということはとても大切なのです。そしてそれが自分にとって権威付けになり仕事に良い影響が出る。まさにブログを通したいいスパイラルが起きていたのです。

行政書士が発信をする意義

行政書士という仕事を行政書士になる前にどのくらい知っていたでしょうか?

残念ですが行政書士という仕事は社会ではまだまだ認知されていません。カバチタレのおかげでだいぶ改善されたとは思いますが、業務範囲が広く、それがわかりにくさにつながっているのもあって、行政書士という仕事をちゃんと理解できている人は少ないと思います。

何ができるか知られていなければ活用されることはありません。

行政書士がもっと認知され、企業も個人にも活用していただけるためにはまず行政書士という仕事を知っていただくのが大事であり、そのためには個々の行政書士が発信力を持つということが大事なのです。

ブログ独自の強みとは

今は個人がメディアを簡単に持てる時代です。

ブログだけでなく、フェイスブックやLINE,インスタグラムなど新たなツールもどんどんでています。

しかしブログにしかない強みというものがあるので、僕は今でもこのメディアを始めブログを中心に考え、他のSNSなどを保管的に使用しています。

人を伝えられる

ブログの強みの一つが「人」の部分を伝えられるということです。

AI時代になっていくなかでこの「人」の部分は今後より一層重要になると思っています。

専門家であるだけでなく、何ができるかだけでなく、「誰が」やっているのか?それを伝える最適なツールはブログだと思っています。

どんな思いを持ってやっているのか、どんな事務所にしていきたいのか、どんな人なのか?

共感を得ることで納得に繋がります。そのためにはtwitterは短すぎ、フェイスブックは情報が流れてしまう。ホームページだとかたすぎる。

人を伝えるのにちょうどいいのがブログだと思っています。

コンテンツが積み上がる

これからの時代、伝える力というのがより一層大切になってきます。

その意味で書くということに慣れているのは強みになりますし、何より書いたものは財産として積み上がっていきます。

たとえば僕が最初にテレビに出させていただいたのは世間で中古品の窃盗が問題になったときでしたが、はその事件から3年ほど前に書いた記事をADさんが見つけてくださったのがきっかけでした。

逆に貸衣装業者が成人式当日に逃げた事件では、ある意味狙って記事を書いてそれを取り上げていただくことができたのですが、twitterやフェイスブックなどと違い、ブログの記事は検索も聞きますし、書けば書くほどサイト内のSEOも強化されていきます。

 

またこのメディアもそうですがワードプレスなどのツールはブログに慣れていると非常に書きやすいというのも大きなメリットです。

ブログはツールにすぎない

ブログを書いている行政書士はたくさんいます。

しかし仕事につながっている方はそう多くないと思います。

ブログもただのツール、道具です。使いこなすかどうかはその人次第。漫然と書いているだけで結果が出るほど簡単ではないのです。

時間と労力を投下する以上は仕事です。仕事であるなら結果を出すべき。

ただ、日記や備忘録として、自分向きにやるのであれば別ですが、人に読んでいただく、発信力を高める、仕事につなげるということを考えるなら、ブログの使い方をよく学ぶ必要があります。

どんな優れた道具でも使う人によってはそのポテンシャルの半分も引き出せない場合があるように、ブログも正しい活用方法を知らねば宝の持ち腐れになってしまいます。

ブログは仕事にならないという声は、ブログを活用できていない人からしか出てきません。

正しく、必要なだけやれば結果は出るのです。そうでなければ10年毎日など出来ませんから・・・

※最近はブログ活用についての勉強会はやっていませんでしたが、行政書士が発信力を持つことが業界の活性化に繋がるという思いで久しぶりにブログ活用セミナーを開催します。少人数で再現性にこだわって行いますので、興味のある方はぜひご参加ください(行政書士の学校の会員さんは無料です)

行政書士向けブログ活用セミナー開催します

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。