■ 行政書士の学校通信 第179号 2015.07.01
いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。
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【今日の本題】
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おはようございます！！
最近寝つきの良さがさらに半端でない校長の石下です。
横になって3秒以内に寝ているどころか
帰ってきてソファーに座ったら意識をなくす今日この頃
うかつに電車では座れませんね・・・
ところで先日ご案内させていただいた士業経営者交流会
http://ameblo.jp/fc-ishige/entry-12042145839.html
ありがたいことに50名満席のところ40名を超えてきたので
そろそろ閉め切ろうと思います。
全員が士業と経営者
しかも主催者繋がりの方しか来ないので
つながりができやすい会だと思います。
人とのつながりは財産です。
僕が今あるのは間違いなくいい人との出逢いがあったから。
そんな場になればと思いますので
ぜひ奮ってご参加ください。
http://ameblo.jp/fc-ishige/entry-12042145839.html
というところで今日の本題です。
先週はfreeeやMFクラウドさんの会社設立サービスが相次いでリリースされ
結構なインパクトを残していたのではないかと思います。
実際に僕も使ってみましたが
操作性は抜群、
色々修正する点はありますが
この利用者が一定数出るのはどうしようもないだろうと思います。
行きつく暇もなく
今度は許認可でも新たなサービスを発見しました。
こうしたクラウド系のものではなく、
いわゆる税理士提携型です。
会社設立業務を税理士が0円で代行するというのは
この数年で業界を大きく変えました。
顧問契約を結ぶことで
初期を０にする
むしろキャッシュバックする
そういうサービスなわけですが
僕たち行政書士としてはそんな税理士と提携するならいいですが、
バックエンドが弱い業界ですから
フロント０とかマイナスには耐えられません。
ただ僕はセミナーなどでこの流れは止まらないとお伝えしていました。
税理士以外でも継続課金システムを持っているところは
同じようなサービスを提供できる
※もちろん業法違反しないやり方ですが
さらには会社設立業務以外にも
このやり方は進出してくるだろうと。
そしてそれがまさにでてきているわけです。
○○業許可申請
顧問契約があれば提携の行政書士が0円でやります
なんだかもうどこへ行くのやらですね。。
行政書士はいつから税理士の下請けになったのやら
こんな価格破壊の先に何があるんだろうとか
言いたいことは山ほどあります。
が、
端的に思うことは
だからといってこの流れがすべてではないということ。
たとえば先月は個人事務所時代を含めても
過去最多の法人設立業務の件数でした。
うちはウェブ集客が得意ですが
株式会社については完全に紹介です。
なぜなら前述のとおりウェブでの価格競争に勝てないというか
そこで勝負したくないから。
（NPOや社団はウェブからガンガンとれています）
今月もすでに10件は株式会社設立業務が入ってきてます。
もちろん顧問はいってで0円ではなくです。
みんなが無料ツールを選ぶわけではないのです。
みんなが顧問料をはらうわけでもないのです。
僕たちは専門家としてサービスを提供しています。
価値はこちらが決めるのでなく
お客様が決めるのです。
どこに、なにに、誰に
価値を感じるかはお客様なのです。
そしてその価値を高め続けることができる人こそが
専門家なのだろうと思います。
価値を高め
それを発信し続ける
選ばれる理由を作る
本当にこの数年の業界の変化は恐ろしいものがあります。
ただこの流れは残念ながら変わりません。
よりスピードをまし、より変化していくでしょう。
昔は良かった
資格はもうだめ
そうではありません。
専門家としての力を高め続け
それを発信し続け
情報を得続け
それをカタチにして変化に対応できる力を身に付け続ける
監査法人がどんどん弁護士法人を作っています。
税理士の顧問料も、弁護士の顧問料も減少の一途です。
今後生き抜いていける力をつけるためにも
目先だけでなく大局的に物事を考え実践していきたいですね。
では今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします！
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【編集後記】
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今日の夜は週一の大学への登校日。
環境法務の先生方からしっかり勉強してきます。
勉強した後は教授や受講生での飲みもあり
本当に大学生になったみたいな感じ。
ただ産業廃棄物についてなので
大学といえど女性はほとんどいない中年男祭りなのですが（大汗）
今年もあっという間に折り返しですし
どんどん次につながるアクションを確実に積み上げていきたいところです
というところで今週はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ではまた来週！
