2017年の秋、実はひっそりと立ち上がった団体があります。
それが全国行政書士法人会。その名の通り、全国の行政書士法人の代表が集う会です。
全国行政書士法人会とは
そもそも全国行政書士法人会は明確にこちらを意識して立ち上がりました。
元々発起メンバーでは以前から顔を合わせる機会もありましたし、チャットワークで組織的な運営をしている事務所の代表たちが情報交換などをしておりましたが、明確に目標を持って団体として活動していこうとなったわけです。
全国行政書士法人会の目的
では全国行政書士法人会の目的とは何かというと、下記になります。
- 行政書士法人間の情報交流
- 行政書士法人で働く人が研鑽、情報交換及び交流するための場の提供
- 行政書士法人及び行政書士業界全体の生産性及び付加価値の向上
ちなみに参加できるのは原則、代表社員+行政書士法上の社員行政書士1名となっています。
先日は会が立ち上がり初の研修会&情報交換会。
講師に士業向けメディアであるファイブスターマガジン編集長の榊原さんを迎え、他士業法人の生産性を主なテーマとしてお話しいただきました。
行政書士法人会に期待すること
上記に法人会の目的がありますが、個人的にはこれだけでなく、やはり使いにくいこの行政書士法人という制度の制度改革及びその政策提言にあると思っております。
行政書士会および単位会を軽視するつもりは全くありませんが、行政書士全体の広報を始め、どこか足りてない、若しくは的はずれな制度、運用だったりすることが散見されるのは事実です。
であるならば、現実的に行政書士法人として組織化し、生産性向上に取り組み、その中で得た知見を共有しあっていく中での提言のほうがより具体的で的を得ているんではなかろうかという話です。
まだまだ始まったばかりで参加法人もミニマムではありますが、行政書士界の発展、いや、想像と破壊に向けて大きな産声を上げたのは間違いなさそうです。
それくらい、密度の濃い、非常に有益な時間でした。
特に飲み会が笑。