\ おすすめ Pick Up /

【第446号】資格に執着しない?

■ 行政書士の学校通信 第446号 2020.08.12

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力、
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 今日の本題
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

おはようございます。

梅雨がやっとあけたと思ったら灼熱地獄で
毎年こんな暑かったけな?と思っている校長の石下です。

もうお盆休みに入っているかもらいるかもしれませんね。
うちも去年からお盆休みを導入しまして
明日、明後日はお休みにしています。

とはいえ個人的には山というか連峰なみにタスクが積み重なっているので
代わり映えのない4日になりそうです・・・

というところで今日の本題
「資格に執着しない」の本当の意味について。

「行政書士の枠を超えて仕事がしたい」とよく聞くようになりました。

僕もtwitterでは(https://twitter.com/kankyoishige)
行政書士にこだわるけど執着しないと書いています。

言葉遊びみたいな部分もありますが
代書屋という言葉が好きでないのと同じ理由で、
ただ書類作成するだけの人ではいたくないという気持ちです。

もちろん僕が専門でやっている
産廃の中間処理は代書と言うにはスケールが大きく様式もあってないようなものだし
協会ビジネスコンサルは一般社団法人の定款に以下にビジネススキームを落とし込むか
それに必要な規約や契約書を作るというのがメインだし、
補助金は完全にクリエイティブな作業です。

歴史的な経緯もあるし
代書を軽んじるわけでもないですが
それにプラスアルファを付け加えていくということを追求したいと思っています。

その前提として
当然ながら基礎、つまり実務能力があることが必要です。

今はこれが抜けていて、もしくは足りていなくて
ただ行政書士というものだけにこだわらないという使われ方が多いように思います。

なんでも基礎がなければ応用は効きません。
僕たちは行政書士という枠があってこそ成り立ちますし、
国家資格者としてお客さまや社会のために貢献するというのが
そもそもの土台にあると思っています。

そのためには前提としての実務能力の研鑽はやっぱり大事で
その上での応用力、展開力なんだと思っています。

昨日は名古屋で産廃施設についての行政監査を行ってきました。
MA案件で買ってもいい案件化を行政上のリスク査定から行うものです。

これも当然ながら今まで許認可を数多くこなしている中で
行政がどこを見るのか、どんな法律の目的があるのか、その罰則などを
しっかり抑えてきたから対応できています。

補助金も今は誰でも知っているような会社の案件を受けていたり、
某銀行さんとまもなくプレスリリースを出すような案件もありますが、
それも前提としてたくさんの事業計画書を書き
各企業様の課題や解決方法を文書に落とし込む事ができるようになってきたからです。

行政書士でそれなりに経営できてれば、
それが他の仕事に役立つことはあります。

コンサルとか顧問とか役員就任とか、別事業で会社やるとか。

でも行政書士としてのコンテンツが微妙なのに外を見過ぎてもあまりうまくはいかない。

建設業許可だってちゃんと手続きができるからこそコンサルの道が拓けるのです。
※より具体的に知りたい方はこちら
 →https://gyo-gaku.com/seminar/kensetsu_kaisei2020/

行政書士力を上げていきつつ
プラスアルファを付け加えていき
新たな価値を作り高めていく。

それが今後の行政書士のニューノーマルなのかなと思います。

※補助金は今年、来年と大きなチャンスなのでぜひ自信がない方は
過去全国から200名の士業が受講している補助金講座をご活用ください。
→第11回補助金マスター講座:https://peraichi.com/landing_pages/view/minsuke

このメルマガも
行政書士の学校の会員サービスも
基礎を固める実務講座
そして会員のスピンオフやチャット相談などで
行政書士がもっともっと活躍できる地盤作りができたらと思います。
https://gyo-gaku.com/

コロナで止まっている場合では有りません。
こういうときこそ事業者様の力になれるようしっかりコンテンツを強化していきましょう!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

国と都で言うことが違う中
我が家も盆に帰省するかどうかまだ迷っています。

おばあちゃんに娘を見せたいが
お食い初めすらできていない現状です。

息子は実家近くの川で遊んだり
花火を楽しみにしているけど
たとえ車で途中下車もしないで家に直行したとしても
父親へのリスクもあるし。

そんなこんなで夏休みの予定もまるで立てられていないので
絶賛泥沼化している9冊目の本をかきながら
9月か10月に休みを取る方向で妻の機嫌を取りたいと思います。

ということで今日はここまで。
今日も暑いですが体に気をつけて頑張りましょう~

ではまた来週!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。