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【第436号】コロナ時代の行政書士

■ 行政書士の学校通信 第436号 2020.06.03

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力、
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 今日の本題
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こんにちは!
緊急事態宣言があけても
まだ新人の歓迎会をひらけていない校長の石下です。

ZOOM飲みもいいけれど
やっぱり焼き肉とかみんなでつつきたい。

でもやっぱりzoomかな。。。というところで今日の本題
コロナ時代の行政書士についてです。

先週土曜には
行政書士フォーラムを開催しました。

講師、ゲスト、参加者含め100名以上
全国の法人代表者も15名以上が参加するという
前代未聞のイベントになりました。

※その時の動画はこちらから見れます。
https://mail.omc9.com/l/02S9Wh/V2AweLCs/

3時間超
zoomの懇親会+質疑応答入れれば更にその倍くらい
非常に濃密な時間を過ごしました。

早速去年も講師にお呼びした石川の吉田さんがnoteまとめてくれました。
https://mail.omc9.com/l/02S9Wh/QP7tEsJV/

【コロナ関連】
• ウィズコロナ、アフターコロナにおいて需要のある行政書士業務
• コロナへの対応策(コロナ中に新たに取り組んだ業務や止めた業務、経営面での対策、今後に向けた動き)
• アフターコロナで生き残る行政書士像とは
• ウィズコロナ中の行政書士の心構え
• ビザの案件が少なくなる中、どのような対応をしているか?また経営への影響はどれだけあったか?(内部留保が潤沢なので耐え忍ぶ選択なのか、業務転換を図っているのか)
• 国際業務など、コロナで減少した業務が息を吹き返す時期はどのくらいを見込んでいるか?

【テクノロジー】
• SNSで顔や名前を出して発信することについて
• 行政書士の仕事をリモートで行うことは可能か

【実務関連(コロナの問題も含む)】
• 【国際】今後の外国人業務の方向性と展望
• 【国際】外国人が日本で働きたいという希望は、どのように変化していくか
• 業際問題。会計記帳、相続、補助金・助成金に関しての考え方

【開業・廃業関連】
• 同時期開業の行政書士がなぜ廃業していったのか、その理由
• 開業当時の問い合わせへの対処法や、最初の頃の体験談
• 事務所を借りるか、自宅にするかの判断基準(最初自宅開業だった場合、どの時点で借りようと思ったのか)
• 開業後の営業活動について

このようなことについて
それぞれの先生方が経験されてきたこと
そして今後に思うことをお話いただいたのですが、
結論から言って改めて僕はコロナの時代
行政書士はチャンスだと確信しました。

コロナによって僕たちの仕事は大きく変わります。
これは間違いない。

その変化に対応できるかどうかで
淘汰されるか、成長できるか
大きく分かれるでしょう。

持続化給付金だってオンライン申請になりました。
お客様との打ち合わせもオンラインになりました。

今日、月に100万以上の家賃を払っていた会社が
オフィスを解約したというのを聞いて詳細を伺ったのですが
それをきいて僕たちもオフィスは相当機能を縮小できると確信しました。

これからの時代
必要なのは課題解決能力でなく
状況を把握し、課題を抽出し、優先度をつけ、実行していく力です。

課題の解決はAIが、そしてその手続は電子化していきます。
でも
お客様がそもそも抱える課題を明確にし、将来に向けてやるべきことを優先度をつけて確定していくことは
僕たちの大きな役割になってきます。

補助金の申請がまさにこれです。
事業の成長のため、課題解決のために使える補助金を提案する。
その前提にはそもそもその課題を明確化させる必要があります。

産廃の中間処理などもそう。
許可取得のための課題を明確化させ
どうやってつぶしていくのか、何からやるのかを設定する。

手続き自体や
その解決方法だけでなく
その前提となるところから入れれば
僕たちの前には仕事は広がっているのです。

行政書士フォーラムを通して
各地の先生方のお話を聞いて
改めて前例踏襲型の行政書士は生き抜けないと感じました。

スマホの時代に電話帳を使う人がいないように
電子化の時代に対応できない人はいなくなる。

今後本格的にデジタル・ガバメントが進むに当たり
僕たちは今こそ変化に向けて過去でなく未来に向けて考えていかねばならないのです。

ぜひこれからの行政書士をみんなで盛り上げていきましょう!

そしてこれからをチャンスと捉えていますので
うちの行政書士法人GOALでは産廃施設系の許可経験者を募集しています。

4月に2名加わり、6月か7月の支店展開でもう1名追加しますが
それと別に産廃部門でも採用をします。

ぜひ僕と一緒に環境系行政書士を目指したい方(実務経験者)、
お気軽にこのメールに返信くださいませ。

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 編集後記
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いつもジェットコースターだと思っていますが
ついに新刊の執筆がスタートしました。

特に期限はないけど早く書けたらその分世に早く出ますよという
ある意味著者泣かせの本になります笑

先日やっと一ヶ月検診に娘を連れて行け
家族でも散歩が楽しみになっている時期ですが
気合でかきあげて個室の温泉旅館でも洒落込みたいと思います。

では今日はここまで
また来週もよろしくお願いいたします!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。