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【第349号】経営者になる

■ 行政書士の学校通信 第349号 2018.10.03

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます。


先週末の新潟行政書士会様の講演で
思いの外このメルマガを読んでくださっている方がいて感激した
校長の石下です。


ブログもそうでしたが
読んでくださる方がいるというのは励みになりますね。


来週で350週連続
約7年続けてこれているのは
読者の皆様のおかげ。


これからも身を引き締めて
自分自身学び、行動し、より良いアウトプットができればと思います。


というところで今日の本題
「経営者になる」について。


行政書士として開業すれば経営者。


これは間違っているわけではありませんが、
完全に正しいとも思いません。


経営には色々な意味、定義があると思いますが
僕の中では事業を継続させることだと思っています。


事業を継続させるために人を雇い、
そして売上を上げる。
そのためにマーケティングを実践する。


行政書士が稼ぐとか売上というと
国家資格なのに。。。みたいな風潮もあるようですが、
いくらいいサービスだったとしても
売上をたてなければ持続できません。


常々NPOや社団のサポートをするときにもいいますが、
世に必要とされるサービスこそ
事業性を持たねば、継続しなくてはいけないのです。


行政書士、
本当に経営できているでしょうか?
経営者と呼べる行政書士が何人いるでしょうか?


僕たちは特殊な仕事です。
国から独占業務を与えられている。


つまり資格を取らない限り
出来ない仕事がある。


それが逆に僕たち行政書士を甘やかしてきたのではないかと思うのです。


しかしいつまでも守ってもらえるでしょうか?


デジタルガバメントって聞いたことありますか?


どんどん手続きの簡素化、オンライン化が進められます。


僕たちの仕事は間違いなく変わっているのです。


AIとかRPAとか
間違いなく来ているんです。


そこで生き残れるかどうか
それは行政書士が真の意味での経営者になれるかどうかが問われると思っています。


なんとなく紹介で回っているのが悪くもないし、
1人できままにやるのも個人の自由
それなりに生活できればいいというのもいいでしょうし、
自分の人生を自分で決められるのは素敵なことです。


が、
自分が経営者になり、
自分の立てた戦略のもとに結果を残し、
時代にあった新しいサービスを展開し、
効率化を徹底するための組織化、そのためのマネジメントを施し、
学びチャレンジし失敗し、そしてそこからまた学び改善を続ける
そんな人と前者とどちらが今後生き残れるでしょうか。


自分が経営者になれば
経営について社長の壁打ちの相手としてコンサルティングできるようにもなります。


潜在的な課題を顕在化し、
現在とゴールとの乖離をタスクに落とし込み
事例を持ってこれを解決できるようにできれば
もはや経営コンサルになれるでしょうが
それこそまさに自分が経営者出ないと出来ないことだと思っています。


人は自分がやってきたことしか伝えられないし、
伝聞は人に響かないからです。


だから僕もインプットし続けます。
そしてそれを皆さんに共有し続けます。


未来のクライアントのためにも
僕たちは存続し続けなければなりません。
そのために真の経営者になっていきましょう!!


行政書士事務所を成長させ続けている経営者の事務所ツアーも
行政書士の学校の会員向けに企画しています。


来年頭には許認可と相続で日本有数の代表をお呼びして
今後の行政書士についてのパネルディスカッションも開催予定です。


みんなでどんどん行政書士を盛り上げていきましょう!!


では今日はここまで。
来週もよろしくお願いいたします!

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 【編集後記】
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もう新しいことは一度止めて
今やっていることに集中しようと思うと
もっと面白くてチャレンジングなことがやってくる。


このところずっとそんな日々を過ごしている気がします。


頑張ると周りの人もどんどんすごくなっていって
結果としてできる仕事もどんどん大きくなっていって
なんかもうそんな渦の中にいるんだなと感じています。


昨日ももうよくわからないレベルの頭脳と人脈を持った方々と
新たな構想の会議でした。もうみんなすごすぎる・・・


そんなさなかですが1週間後からは遅めの夏休み。
宿と飛行機は取っているからなんとかなるはず。
今は底を目指してやりきります。


では今週はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。