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【第291号】行政書士は遅れている

■ 行政書士の学校通信 第291号 2017.08.23

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます。


一昨日からの息子の発熱がやっと収まり
一安心の校長の石下です。


妻に感謝しかないです。
これからもっと風邪も引くだろうし、怪我もするだろうし、
2年目父ちゃん、しっかりしなきゃです。


というところで今日の本題
行政書士は遅れている?についてです。


この2日間、
知識の習得にセミナー行脚していました。


一昨日はPDCAについて
昨日は働き方改革について


どちらもそれなりに意識はしていましたが
ちゃんと専門家からみっちり学ぼうと参加してきました。


どっちも本当に素晴らしい講師で、
内容も非常に参考になりました。


そして思ったのが
これらができてる行政書士ってどれだけいるのだろう?ということ。


普通の企業ならアタリマエのこと
行政書士でできていないのが当たり前になっているなあと。


誰でも聞いたことがあると思います、PDACA。


だけどちゃんとできていますか?


できていないとすればなぜですか?


僕の、僕達の場合は管理における検証が不十分で
リアクションまで落とし込みきれていない。


KPIが十分に共有されていない


だからPDCAが高速回転していかないし、
数値化も徹底できていないから予実管理とも結びつきにくいのです。


そして働き方改革。
労働人口がどんどん減っていく中で
2025年には583万人の労働力が不足するといわれており、
我々の近い業界である運輸や建設ではすでに約50%が人材不足になっています。


行政書士として直接の仕事にはならないかもしれませんが、
自分たちのお客様のお困りごとに対して
情報を持っていないというのはもったいない。


適切なソリューションを提供できる提携先があるなら
つなぐことでお客様には喜んでもらえる。


そもそも行政書士は以前よりはだいぶマシですが、
ほとんど雇用もなくて組織的な動きが極端に少ない業界です。


働き方改革を後押しするきっかけにもなった電通問題
我々行政書士の労働時間って把握してますか?
スタッフさん、ちゃんと就業規則作ってますか?


個人事業だから関係ない?


街の法律家ともいわれているような業界でそれでいいのでしょうか?


一般企業の当たり前を共有できない行政書士が多すぎる
それで企業の支援が満足にできるのでしょうか?


もっと僕たちは経営者として知るべきことを学ばねばならない。


それができないうちは
いつまでたっても業界全体の売上は低いままだし、
社会認知も低いままだろうと思います。


できていないこと、しらないことがあるということ、
まずはそれを知ること。


木を見て森を見ずにならないこと。


昨日一昨日と非常にショックを受けたからこそ
しっかり行動を変えてきたいと思います。


心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる


できていないということは
それだけ成長の伸びしろがあるということ。


行政書士っぽくないよね?
そう言われると嬉しいと思ってしまうのは
この業界が遅れていると思っているから。


だからこそもっともっと盛り上げ、活性化していきたい。
いいと思うことはやってみて発信していきたいと思います。


働き方改革とセットで話される生産性向上について
今日の午後は船井総研さんとのコラボ企画のセミナー初開催します。


業務効率化によって時間を作る
その時間でより高価値のことをする


つまり時給を上げるのが行政書士の生産性向上だと思っています。
働き方改革や生産性向上に興味のある方はドタ参くださいませ!

https://ameblo.jp/fc-ishige/entry-12297707963.html


では今週はここまで。
今週も最後までお読みくださりありがとうございました!!


ではまた来週!

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 【編集後記】
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先週末に久しぶりに皇居ランをしたのですが
たった5キロしか走っていないのに
3日ほど筋肉痛に苦しみました・・・


そういえば高校のインターハイ予選の準決勝で負けて引退したのも20年前の今頃でしたね。


あのときは人目もはばからず泣きじゃくったっけ。


あの時以上に今の自分はがんばれているだろうかなんて前は思っていたけど
間違いないく今のほうがやってる、楽しんでる。


人生今が最高潮!と思い続けていきたいですね。


最後までお読みくださりありがとうございました!!
ではまた来週!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。