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【第185号】先入観をぶっ壊せ

■ 行政書士の学校通信 第185号 2015.08.12

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます!!



週末栃木に帰省するのに栃木県庁と宇都宮市役所めぐりをしている
校長の石下です。


うう、金曜ならそのまま帰ったのに・・
ってお客様ありきですからそんなこと考えません!!
でも餃子くらい・・汗


ということで気を取り直して本題です。


今週は盆時期だからこそちょっと過激に?
「先入観をぶっ壊せ」です。


今、
この時代は
物凄いスピードで動いています。



情報革命、インフラ革命、いろいろありますが
インターネットによる情報発信の驚異的な進歩により
士業の世界には大きな変化が起きています。


それが「なんちゃって専門家」の出現です。


yahooニュースやおしえてgooなどだけでなく
いまやSNSでもまとこしやかに情報が発信される時代です。


それはもちろんプラスの面もあり、
各個人が発信力を持てる時代とも言えます。


ですが、
情報があり溢れて
何が正しいのか選ぶ側としても難しい時代といえるでしょう。


それは士業が情報の受け手の場合も一緒です。


これだけ情報が溢れると
何が正しいのかがいつの間にかあいまいになり、
○○がこう言っていたから~ならまだしも
~って誰かが言ってたような気がする、
ネットにこんなこと書いている人がいた、
というあいまい極まりない情報で判断しかねない状況があります。


まさに先入観が作られやすい時代といえるでしょう。


誰でもネットで調べやすく
誰でも発信できる時代。


便利になったとも言えるでしょう。
ですが
何が正しいのか判断する責任のある時代とも言えます。


溢れる情報の取捨選択をする時代とも言えるでしょう。


これを我々の仕事に置き換えてみても
同じことが言えると思います。

・行政書士は食えない

・王道業務は終わったからニッチをやるべき

・士業向けの集客サービスをやっている人はそれだけで食ってる

・ブログで集客なんて無理

・ウェブからのお客様は質が悪い

・行政書士はスポット業務でしかない

・ひよこ食いについてなんちゃらかんちゃら・・・


普段こうした情報はスルーしていますが、
行政書士の学校とかで直接話を聞くと愕然とします。


やってない人が、経験していない人が
何を言っているんだと。
人から、ネットから、本から、聞いただけの話で何を言っているのだと。


情報の取捨選択をしなければならない時代です。


僕が常々振り返る言葉
【人はやったことしか伝えられない】


だから僕はやります。行動します。行動し続けます。


先入観って最高にもったいない。


行政書士は~だから
建設業は○○だから
産廃は●●だから


いやいやいや・・・
そんな小さな業界でないです。
そんな決めつけ、勿体ないです。


先入観ほどもったいないことはない。
それを伝えている人は誰でしょう?
その人は自分の知っている範囲内でしかものを伝えられないはずです。


その人はそう思ったかもしれないけど、
やってみたら違うかもしれない。


もちろんその意味でこのメルマガもそうです。


決して押しつけも確定的な意見も申しあげるつもりはありません。
あくまで自分が経験したこと
その上で想ったことをお伝えさせていただいております。


先日、うちでお手伝いさせていただいた某協会様が
税務のお手続きを某会計事務所様に依頼されました。


そこはこのダンピング時代なのに結構な高単価の顧問料でした。
でもお客様はその値段なら安いとおっしゃっていました・
紹介してくれて本当に感謝していると。


その会計事務所は、
提供する価値が違うのです。


業界でそこまでコミットできる事務所は少ないと思いますが、
実際にお客様にそのサービスでこの価格でいいんですか?
むしろ安いと言わせる
その価値があるのです。

世の中的には
士業の世界はロボット化、効率化によりさらに単価が低くなると言われます。


その波が顕著な税理士業界でも、
決めつけず、工夫をすることで、先入観を壊すことで
新たな価値を生み出している。


誰が言っているかわからない「当たり前」
それから生まれる先入観
それに迎合するか、それ以上を発揮していくか

自分たちが本物になり、
そして本物を見極める目、
先入観によって決めつけない柔軟性を持ちたいですね。


最後までお読みいただきありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします!

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 【編集後記】
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一昨年はイギリスにフランス
去年はプーケット


思えば続いていた海外旅行も今年はちょっとお休み。


毎年この時期になると仕事と人生について考えます笑


他の法人の代表はどうなんだろう??


ということでなわけでもないですし、
本文とも関連しますが妄想とか伝聞とかでない、
全国に1%もいない行政書士法人のトップに話を聞ける機会を作りました。
http://ameblo.jp/fc-ishige/entry-12056252390.html


全国からお呼びするのに
みんな忙しくてぶっつけ本番になりそうですが
それだからこそ生の声が聞けて楽しいかなと。


やっぱり大事なのは「生」
うわさとか批評じゃないのですよ。


では今日はここまで。
最後までお読みくださりありがとうございました!!
ではまた来週!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。