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【第130号】経営に必要な○○をつくるもの

■ 行政書士の学校通信 第130号 2014.07.23

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます!


3連休のうち2日事務所にいた校長の石下です。
今が頑張り時ってことでそれはそれでいいのですが、
やっぱりメリハリつけるためにも休みらしい過ごし方もできないとですね。


俺頑張ってる!ってのもいいですが、
仕事は人生の一部に過ぎないわけですし、
段々とプライベートも充実できるような実力をつけたいものです。


って嫁の目が怖いのが何よりですが(汗)


というところで今週の本題へ。
今週は「経営に必要な○○をつくるもの」について書きます。


いわずもがなですが
行政書士も開業すれば経営者です。


実務家であるだけでは足りません。
経営者としての実力も鍛える必要があります。


では経営に必要なものってなんでしょう?


コミュニケーション?
ビジネスマインド?
リーダーシップ?
マネジメント?
論理的思考?
経営戦略?
実行力?
忍耐?
夢?


もちろんこれらだって大事ですし、
それ以外にも必要なものは沢山あると思います。


だけど僕が思うのは
「自信」ではないだろうかと思うのです。


特に行政書士の場合
経営者になるといっても
そういった経験がない場合が多いでしょうし、
武器である実務能力もほとんどないまま
ビジネス世界に飛び込まされるという特殊な状況です。


果たして自分にやり切れるのだろうか
自分には向いていないのではないだろうか



ちょっとうまくいかないと
とかく自信を失いがちです。


でも、
自分を信じれなければ
自分なら出来ると自分が思えなければ
事業を継続することは難しい。


ではどうやって自信を得るのか?


最初から結果が出ることばかりではありません。
うまくいかないほうが多いでしょう。
むしろ挑戦する人ほど失敗も増えます。


自信を失ってしまいそうな状況で
どうやって自分を信じるのか?


僕は「小さな成功体験」だと思います。


あれが出来たんだからこれだって出来るはず。
あの時頑張れたから今回だってやり切れる。


この繰り返し
この小さな成功体験の積み重ねが
ちょっとずつ自分に自信を与えてくれるのではないでしょうか。


僕の場合
ブログでもメルマガでもよく書いていますが
29までフリーター、モスでハンバーガー焼いていました。


大学までは結構要領よくて
ある程度の努力でそれなりにやってきました。


中学受験も補欠でしたが受かりましたし、
高校も大学も部活をガンガンやりながら
結果はある程度出してきました。


部活もそう。


だけど司法試験に挑んだとき
そんな半端な努力ではダメだと思い知らされました。


俺が本気出せば・・・


そんな言い訳ばかり。
ちょっと本気出せばうまくいく
そんな自信は木っ端微塵に打ち砕かれました。


気づけば同級生たちだけでなく、
バイトの後輩たちも社会に出て立派に働いている中
自分には何もない。


行政書士になるときにも
パソコンのスキルも皆無
社会人の経験もない。


みんなが自分より上でした。
自分が勝てるところなんて何もない。
そう思っていました。


だけどそんなんじゃ経営なんてとても出来ない。
何か自信を持ちたい。


そこで決めたのが
ブログを毎日書くことなんです。


毎日書くことなら根性さえあれば出来る。
特別な才能は要らない。
後発でも出来る。


毎日書くって小さなことです。
ブログを毎日書くことがえらいわけでもありません。


でも、僕にとっては
一番になるものが必要でした。


同じように毎日書いている人はいるかもしれない。
でも毎日以上はない。同率1位。


毎日ブログを書くということについては
日本一なわけです。いや世界一か。


書いているうちに集客にも活用できるようになりました。
新聞にのせていただいたり、
本まで書かせていただきました。


そうしてまた少しずつ自信になっていきました。


どんな日でも書き続けてきたんだから、
これくらいできる。
自分なら出来る。


それまで半端者だった自分でも変われる。
もっと大きなチャレンジも立ち向かえる。



本を書いたときがときのこと。
初めて本を書くってうれしいけどやり切れるか不安です。


だけどブログ毎日かけたんだから
絶対書ききれるはず。
書いてきた量のほうが全然多いし。


そう思えたんです。


そして本を書ききったからこそ
それがまた自信になり、
毎月の複数寄稿にもチャレンジしようと思えたのです。


なんでもいいんです。
小さな成功体験を積み重ねていくこと。
それによって自信を大きくしていくこと。


経営は山あり谷あり。
不安がなくなることはありませんし、
課題や問題は絶え間なく襲ってくる。


だけど自分を信じることが出来れば
きっと乗り越えられます。


自分なら出来るって思える
積み重ねがあれば乗り越えられます。


僕には特別な才能は残念ながらありません。
だけど自分なら出来ると思っていますし
挑戦し続けます。


うまくいかないことも沢山あるけど
出来たことも積み重ねているから。


では今週はここまで。
お読みいただきありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします!

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 【編集後記】
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先日ブログの記事が3000記事となりました。


2008年3月3日からはじめて
最初のころは一日数記事書いていたので
数は合わないですが、毎日積み重ねてきました。


その間、
沢山の方とブログで知り合いました。


リアルでもお会いした方がたくさんいます。


行政書士の学校の講師も
ブログがきっかけで知った人もいます。


行政書士に限ったことではありませんが
やはり人は財産。


行政書士の学校も社団化する前も含めれば4年目
これまでにのべ1000人以上が参加してくださいました。

やはり同業のネットワークは大事ですし、
何よりたまには講師囲んで楽しく飲もう!って思っています。

では今週はここまで
本当にいつもありがとうございます。
ではまた来週!!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。