\ おすすめ Pick Up /

【第128号】行政書士は儲かるのか

■ 行政書士の学校通信 第128号 2014.07.09

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【今日の本題】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

おはようございます!


メルマガの時間が遅くなってしまい反省しきりの校長の石下です。


気づけば読者様も1150名を超えて本当に感謝しかありませんが、
継続するからこそ、
自分を高め続け価値ある情報を提供できてこそ、
皆様の登録してくださる手間、読んでいただいている時間を
消費でなく投資とできると思っています。


遅くなって申し訳ありません。
どうぞ今週号もよろしくお願いいたします。


今日は行政書士って儲かるのか?という話。


資格が食える食えないというのでなく、
行政書士というビジネスモデルについてです。


行政書士は非常に幅の広い仕事です。
市場も創りだせるし、
だからこそ面白くやりがいもあります。


大きく分けて
設立関連
市民法務関連
許認可関連
国際業務関連
それぞれやり方も違えば報酬も違いますし
営業方法だって人それぞれ様々です。


しかし、
それぞれの多くに共通するのが
スポット業務であること、
そして過剰な価格競争が起きていることです。


会社を作った人は変更がなければそれでおしまい。
許可もビザも更新までは継続的に仕事はない。
相続も当然また来月もというものではありません。


新規のお客様を追い続ける。


しかしお客様から頂ける報酬については
業務によってはこの半年で半額くらいになるくらい
ありえないような状況になっています。


それでいて競争は激しいので顧客獲得コストはかかる。


業務報酬が半額ということは
倍働いても売り上げは増えない。


むしろそのための広告費などで収入は減ってしまいがち。


これらをみると
もはや悲惨なビジネスモデルとさえ言えそうです。
とても儲からなそうです。


でも、
実際に儲けている専業行政書士はいます。


今日一緒に出版社で打ち合わせに行った先輩行政書士も
僕も何倍も稼いでいます。
(今はまた別荘を探しているそうです)


昔からお付き合いのある年下の行政書士さんは
もう何億も稼いでいらっしゃいます。


僕なりにそういう方々に共通するものはないか考えたところ、
見つけました。


それが・・・









仕組みを持っているということ。


それぞれ細かなところは違いますが
儲ける仕組みがあるんです。


そしてそれは今自分に足りないところ。


どうしても目の前のことに振り回されると
この仕組みづくりの点が疎かになります。


これがうちの仕組みだ!


そういえる人ってそんなにいないと思います。
そしてそれがそのまま差になっているように思います。


仕組みを作るのは大変です。
それ自体はお金を生みません。


しかしそれがなければ
安定的に継続的に収入を得るのは難しいし、
儲かる事務所にはなりにくいでしょう。


行政書士は儲かるのか?


当たり前ですが
儲かる仕組みがあるところは儲かるし、
そうでなければ一発屋にはなれるかもしれませんが
定期的は不可能でしょう。


忙しいだけ忙しくても
いまいち実入りが少ない。


壁が突き破れない。


働く時間だけが増え続けている。


それを打開できるのは仕組みです。



ということでうちもいま必死に仕組みづくりをしています。



仕事が定期的に生まれる仕組み
作業時間を減らし強みを生かせる仕組み
移動時間を減らし時間を作る仕組み


行政書士が儲かるかどうか、
資格云々でなく、この仕組みづくりをこそ
しっかり作っていきたいですね。


では今週はここまで。
お読みいただきありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【編集後記】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ワールドカップもいよいよ佳境
今朝の結果は衝撃でした。


毎回やっても同じスコアにはならないでしょう。
でも、負けは負け
それで終わり。


その一試合の全力勝負だからこそあの感動になるのでしょう。


悔しくて泣くほど頑張っているだろうか
嬉しくて泣くほど気持ち入れているだろうか


一概に比べられるわけはないですが、
プロとしてお金をいただいて仕事をする点においては
一緒なわけです。


人生かけてやるというのは同じです。


やるからには楽しんで
やるからには本気で
プロとしての道を突き進みたいと思います。


では今週はここまで
本当にいつもありがとうございます。
ではまた来週!!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。