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【第101号】行政書士という仕事への誇り

■ 行政書士の学校通信 第101号 2014.01.01

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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新年あけましておめでとうございます。


101週目のメルマガは栃木にある実家から書いております。
校長の石下です。


新年もどうぞよろしくお願いいたします。


僕の実家は栃木県の北部の塩谷町という小さな町です。


日光の隣にあるので結構寒いですし、
宇都宮から車で約40分ほど北上したところにあります。


本当に何もない町で
数年前には家に一番近いコンビニがつぶれました。


町に3つあった中学校は1つになり
僕が通っていた学校は廃校になりました。


学生時代、1時間半かけて学校に通っていたバスは
今では一日に数本の運行になっています。


この町にいたころから
いつかこの町を出て都会で活躍するんだと思っていました。


この故郷のことは大好きだけど、
故郷に錦を飾ろうと中学3年から一人暮らしで宇都宮に引越し、
弁護士を志し高校、大学へと進学しました。


19のときに母が亡くなり
余計に弁護士になって活躍して
家族を喜ばせたい、人の役に立ちたい
そういう思いが強くなっていきました。


でも、現実には
何度やっても司法試験の壁を破れず
いつしか自信も打ち砕かれました。


その頃
正月に家に帰るのがすごく嫌でした。


家族に合わせる顔がない。


それまでそれなりに部活も受験も要領よくこなしてきたので
プライドもそれなりにあったでしょう。


20代後半になって無職
受験しているとはいえその事実は正直つらかったです。


縁あって行政書士になった後も
なんだかちょっと晴れ晴れとはしきれないものがありました。


きっとあの頃の自分には
司法試験に失敗して行政書士をしているということが
なんとなく後ろめたかったのかもしれません。


同じように
仕事で弁護士の方と一緒になったり
顔を合わせるのがなんだか苦手でした。



「劣等感」
正直いえばこの感情がありました。



でも、
今は全然ないって言えるんです・


正月にも胸を張って帰ってきています。


行政書士という仕事に誇りを持っているから。
自分の道を極めたいと思っているから。


開業から専門特化し
今でもまだまだ学ぶことばかりですが
少しずつ専門性も高まってきました。


そうした中で
M&A絡みで弁護士や会計士と仕事をしたり、
弁護士から産廃関連の手続きや法令についての意見を求められたり
1人の専門家として自分を感じれるようになってきました。


なんとなく思っていた資格の優劣
そこからくる負けている感


そんなつまらない考えをふっ飛ばすのは専門性
専門性を高める
自分の分野を極めることで
行政書士としての誇りを感じることができたのです。


専門性を高めることで
行政手続きの専門家として極めることで
1人の専門家としてあることができれば
それがどんな資格だっていいはずです。


僕は今
そうして自分を救ってくれたこの仕事に対し
強く恩を感じていますし、
この業界を盛り上げていくことで
沢山の行政書士が活躍することで
この資格がもっともっと認知され多くの人に役立ててもらい
社会的経済的な地位も高めたいと思っています。


だからこそまずは自分も
専門性をたかめ、極めていく中で
売上も高めていきたいと思っています。


ありがたいことに開業してずっと
売上は上がり続け
昨年は売上、伸び率ともに過去最高となりました。


スタッフも3人となり
ちょっとですがボーナスも出せました。


でも、全然まだまだ。


僕は行政書士でも雇用をたくさん生み出し、
給与面でも、福利厚生でも、事務所の居心地やデザインでも
ここで働きたいと思ってもらえる場所を作ります。


そのためには売上をさらに出す必要があります。
そのためには専門性を高める必要があります。


※その専門の産業廃棄物業務について
1月25日土曜13時半から行政書士の学校の実務セミナーで
お話しさせていただきますのでご予定あけておいてくださいね。


でも必ずやります。
今年、今まで以上に覚悟決めて本気でやります。


行政書士という仕事への誇りを胸に
より一層精進していきます。


そのためにこの年末年始
さらに目標と期限を再確認しております。


新年一発目のメルマガ
自分に気合入れるためにも自分の原点から書かせていただきました。


今週はここまで。
改めて今年もよろしくお願いいたします!

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 【編集後記】
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去年は結局30日まで打ち合わせが入り
1日からこうしてメルマガを書いているわけですが
全然いやって思わないんですよね。


好きを仕事にといいますが、
僕の場合、最初からなりたかったわけではないので
好きな仕事だから目指したわけではありません。


でも今はこの仕事に誇りを持っているし、好きだって言えます。


単に書類作成だけって思っていないからそう思えるような気がしています。


先日知人の行政書士さんのブログにもありましたが
努力している人は努力してない人には勝てるけど、
努力している人も楽しんでいる人には勝てないんです。


努力は辛いですから、いつか力つきます。
でも、楽しんでいる人は力つきることがありません。


僕は行政書士という仕事が好き。楽しいです。
だから朝7時出社でも、土日働いていても
無理がないというかやらされている感じがしない。


この好きな仕事で、
もっともっとたくさんのご縁に出逢い、そのご縁を深くして
よりいい仕事をできるように精進し続け
より高い価値を提供できるようになりたい。


好きこそものの上手なれ。


行政書士という仕事が大好きな人が増えて
結果としてこの仕事が盛り上がっていったらいいですよね。


では今週はここまで
本当にいつもありがとうございます。
ではまた来週!!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。