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【第56号】士魂商才

■ 行政書士の学校通信 第56号 2013.02.20

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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最近なじみの薄い仕事が重なって
改めて行政書士の奥深さを痛感している
校長の石下です。


やはり行政書士は視野を広げ
柔軟な思考と行動力があれば
仕事の幅はどんどん広げられる仕事ですね。


と、ここで本題に戻ります。


最近僕の好きな言葉
「士魂商才」


武士の精神と商人としての抜け目ない才能とを併せもっていること。


これって士業、行政書士にも当てはまりますよね。


士業としての精神、矜持といいますか
専門職としての精神、プロフェッショナルとしての精神をもち
業務についての知見を高め
研鑽を重ねることはとても大事です。


それこそが自分の売り物でありサービスですから。


ここがしっかりすることによって
価格以外のところで選んでいただけ、
付加価値を創出できれば高くても選んでいただける。


そのために行政書士の学校でも
実務に特化したセミナーを開催しています。
実務にこだわっています。

(次の実務セミナーは会社設立業務です。
 http://ameblo.jp/fc-ishige/entry-11473119836.html)

ですが実際は
それだけでは足りません。


いくら研鑽した知識も
素晴らしいサービスも
必要な人に届かなければ使ってもらえません。


そのために
知ってもらい
覚えてもらい
活用してもらう
こうした「商」のところも大事になってくるわけです。


いわゆるマーケティングとか営業とか集客のところですね。


もちろん、
この部分の知識をいくら仕入れても、
それだけでは足りません。


誰でも提供できるサービスであれば
いくらSEO上位でも、
強烈なコピーがかけても、
営業力があっても
真似されたり、価格競争になったり、
つまりは長くは勝てません。


中身がなければ長く売れることはないのです。


だからこその士魂商才


士業として
自己の知識、サービスを高め続け、
圧倒的な参入障壁になるレベルまで引き上げる。


必要な人に届くよう、活用してもらえるよう
ブランドを創り広めたり、
アナログとネットの集客をかけ合わせる。


理論武装だけした頭でっかちでもダメ
中身がなく営業やマーケティング論に走り
新しいものに振り回されすぎてもダメ


侍の魂を持って商売人の才を発揮せよ


出光の創業者、出光佐三氏の言葉ですが
まさにこれこそが士業の世界も必要なのではないでしょうか。


では今日はここまで。
今回もありがとうございました!

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 【編集後記】
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2月22日は行政書士の日
知っていましたか?

僕は知りませんでした(笑)


昭和26年のこの日に行政書士法が公布されたのだそうです。


ということで?
2月22日、ちょっと企んでいます。


何かはまた次号、事後報告で(笑)


では今週はここまで
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
ではまた来週!!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。