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【第54号】士業にブランディングは必要か

■ 行政書士の学校通信 第54号 2013.02.06

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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東京は雪
なんだか今年はよく降りますね。


先々週はマフラーを失くし、
先週はスーツのズボンが裂けた
校長の石下です。


仕事は勝負
スーツは戦闘服との思いを持って
初めて作ったオーダースーツだったのに・・


ズボンばっかりダメになり
上着をどうしたらいいかわかりません。



では気を取り直してここから本題。


先週末、
士業向けに有益な情報を発信しているベストファームさまにて、
ブランディングについての対談に参加させていただきました。


小さな会社のブランド戦略など沢山の良書を書かれている村尾隆介氏、
黒い社労士としてテレビなどメディアにも引っ張りだこの野崎先生という、
まさにブランディングのプロフェッショナルの中に混ぜていただき、
たくさん勉強させていただきました。
http://ameblo.jp/fc-ishige/entry-11463341164.html


「ブランディング」


この言葉を聞いてどんなことをイメージされるでしょう?
人によっては「胡散臭い」
そういう方もいるかもしれませんね。


村尾さんいわく、
ブランディングとは「想起されること」


先週のメルマガにも書きましたが
行政書士界でも価格競争は激化しています。
もう破壊的な勢いで。


だから値段以外で勝負できるものが必要になりますが
それが「ブランド」なのだろうと思うわけです。


例えばうちの事務所であれば
「産廃なら石下」「エコに関する事業なら石下」
そう想起していただけるように開業以来ブログを書き、
専門分野を絞ってきました。


その結果何が起きたでしょうか?


紹介が一気に増えたのです。


名刺交換しても「エコ」とか「環境」というところで
覚えていただける。


同業や他士業
そしてお客様からも
やったことのない業務や相談も増えていきました。


しかもそうしてお仕事をいただけた際には
価格競争にも巻き込まれずに済みます。



ブランディングは
「人」
「事務所(業務)」
「事業部」
それぞれに設定することが可能です。


僕は業務に特化する形でブランドを創ってきました。


逆に、前述の野崎先生は「人」をブランディングし、
強烈な個性を前に押し出すことで
メディアに出たり、顧問契約を勝ち取ったりしています。


なんといっても研修では竹刀を持っていくという徹底ぶり・・


もちろんそれには
ニーズ、独自性、得意分野という点から
徹底的に考え抜き、そして実践することが大事なのです。


ニーズがなければ自己満足
独自性がなければ真似される
得意でなければ続かない


ブランディング、
自分もこれまで勉強してきたつもりでしたが
まだまだ奥の深さと可能性を感じた時間でした。


行政書士はたくさんいます。

皆さんは相手に
どんな人として思い出していただきたいですか?
紹介をされるときにどんな人と伝えてほしいですか?


それを考えるのが
負けないブランディングの一歩なのだと思います。


では今日はここまで。
今回もありがとうございました!

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 【編集後記】
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最近
事務所の組織化について考えています。


元々サッカーが好きなのもあって
最高のチームを作ることを目標としてきました。


とはいえ売り上げも月によって差があり
最低限のスタッフ以外は業務委託でかわしてきました。


が、
業務の質を上げること
より戦略的に仕事をしていくこと
そろそろ本格的に今後の事業展開を見据えると
リスクを背負っても進む必要があると考え始めました。


まだまだ具体的に構想ができてるとは言えないのですが、
本気で組織化に着手することを決めました。


自分自身まだまだ若輩者ですが
ともに学び成長し、
同じ目標に向かって突き進む仲間と
最高の仲間で最高のチームを作る


もちろん仕事環境も整え
ここで働くことが幸せと思える場所にする。


こんなことを考えてはニタニタしてます(笑)


では今週はここまで
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
ではまた来週!!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。