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【第45号】行政書士の継続収入

■ 行政書士の学校通信 第45号 2012.12.05

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます!
忘年会シーズンが幕をあけ
体重増加が気になる校長の石下です。


例年よりは少なくしていたつもりですが
お世話になっている皆様からの誘いは断れないのです・・
せめて電車の寝過ごしだけはしないよう気を付けたいものです。


では今日の本題
行政書士と継続収入についてです。


行政書士ってスポット業務が多く、
安定収入となる継続的な収益が少ないと言われます。


税理士のような顧問料みたいなものが
あまりないということで
これが雇用の少なさや廃業率の高さにつながっているのでしょう。


実際にうちの事務所の場合も
売り上げにはかなりの波がありますし、
毎月定期的に入る収入というものは
とても魅力的です。


行政書士の継続収入として
すぐ思いつくところでは
会計記帳や契約書、法務顧問が挙げられると思います。


ではそれ以外に
行政書士が継続的な収益を上げる仕組みは
ないのでしょうか?


いえ、そんなことはありません。


行政書士の学校の会社設立・創業融資担当の
赤沼先生は財務のコンサルとして顧問を獲得されています。
http://ameblo.jp/akanuma/


そのほかにも独自の取り組みで、工夫を重ねて
行政書士としても顧問を獲得するなど
継続的な収益を上げている先生はたくさんいます。


自分の場合では、
産業廃棄物について定期的な研修をすることで
顧問契約を締結させていただいた事例もあります。


もともとこのお客様には
産業廃棄物収集運搬業の新規許可のご依頼だったのですが、
何度もヒアリングを重ねるうち、
営業マンに産業廃棄物と一般廃棄物の違いや
委託契約書、マニフェストなどのコンプライアンスなど
必要な知識がたくさんあるということを知っていただき、
このような話につながったのでした。


確かに許認可や設立手続きなど
同じお客様から毎月定期的に業務が発生するものではなく、
基本的には継続的な収益には馴染みにくいと思います。


しかし、
無理ではないのです。


お客様が価値を感じていただけ、
お願いしたいと思っていただければ、
スポット以外にも仕事はある
いや仕事は創れるのです。


それも付加価値の創出であり、
ここに力を入れることで
安易な価格競争に巻き込まれずに
安定的な収益を確保できるのだと思います。


原理原則を大事にしつつ、基礎をしっかり固めつつ、
新たな価値を創りだす
それが今後さらに必要になってくるのだと思います。


そのためにも
もっともっと自分自身、
お客様の視点でものを考え、
学び続け、進化していかなければなりません。


では今日はここまで
今週もありがとうございました!

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 【編集後記】
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昨日は2冊目を書かせていただいた翔泳社様にて
出版裏話的なセミナー?をさせていただきました。
http://goo.gl/ayMpl

またいつもと違った感じで緊張しましたが、
自分を振り返ったり
今後のなりたい自分を再度イメージできたし、
とってもいい機会になりました。

なにより参加いただいた方が思いのほか多く、
また熱心に聞いてくださって本当にうれしかったです。

出版って書いているときはもう絶対書きたくない!と思ってましたが
やっぱり来年も書きたいな~と目標がまた一つできました。

って書ける保証はないのですが(汗)


今日も最後までお読みくださりありがとうございました。


いよいよ今年もラストスパート!
気合入れて毎日楽しくやりきりましょう!!


ではまた来週!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。