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【第32号】時給を考えてみる

■ 行政書士の学校通信 第32号 2012.09.05

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます!

今日は人生初の福岡に
ちょっとテンションあがった校長の石下です。

夏休みならいいのですが仕事です(泣)
むしろとんぼ返りという現実です。

今日はこれに関連にして「時給」のお話し。

先日、久しぶりに車の名義変更
行政書士的に言うと移転登録の依頼をいただきました。

以前は某金融機関とスキームを組んで全国展開していたので
それなりの数をやっていましたが
僕は移転登録は基本的に受けていません。

というのも時給換算すると
うちの事務所の場合には戦略的に採用できないのです。

うちの事務所には車がありません。
一番近い運輸局でも電車で片道40分はかかります
往復と歩く時間、電車待ち合わせなどを入れると
移動だけで3時間弱かかるでしょう。

もちろん運輸局の多くは電車ではいきにくいところが多い
大宮や横浜の等になるとこの時間はさらに大きくなります

一方で報酬は1万2千くらい
運輸局の近くの事務所さんではこの半分以下でしょうが、
いくら書類自体は大して難しくないとはいえ、
移転登録と自動車取得税の申告までをやると
それなりの作業量にはなります。

複数台を同じ場所でだったらいいですが
これだけだと時給換算すると微妙ですよね。

もちろんいただいた仕事はやるのは大切です。
しかし事務所経営を戦略的に考えるのも
その際に時給を考えるのも同様に大切なのです。

例えば今日の福岡出張
飛行機での移動時間自体は往復3時間ちょっとですが
空港へ向かう時間や待ち時間を入れると
半日はかかってしまうところ
この業務自体は古物商なので報酬は5万2千です。

それだけ考えるとやはり時給換算すると
あまりいい数字ではなくなります。

が、
今回は複数の案件が動いていて、
かつ交通費もいただけているので
総合的に判断すれば十分利益となる数字でした。

前者の移転登録もそうです。
実はそれだけだと時給的に問題があるので
売買契約書の作成も同時に受けることで
時給を上げることができました。

我々が頂く報酬は
価値の対価だと思っています。

であるならば
それをあげるにはサービスの質を上げること
そして移動時間や作業時間を減らすこと
一緒に受けられる業務を増やすこと
これらが時給を上げる方法であり
それによって自分の価値を上げることができるのだと思います。

以上最近移動が今まで以上に多いので
時給について考えていたところなので
シェアさせていただきました。

今日はここまで
今週もありがとうございました!

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 【編集後記】
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今週は火曜から毎日飲み
週2でフットサルという過激な一週間

とはいえそれも充実しているといえばありがたいこと

最近出版で人に会っていなかったしボールも蹴れていなかったので
楽しみたいと思います!

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた来週!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。