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【第19号】行政書士たるもの

■ 行政書士の学校通信 第19号 2012.06.06

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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おはようございます!
昨日疲れからか原因不明の頭痛に襲われたものの
一晩寝たらなんでもなかった校長の石下です。


どうぞ今週もよろしくお願いいたします。


今週は【行政書士たるもの】についてです。


行政書士はいうまでもなく国家資格者であり
行政手続きの専門家です。


行政書士の使命は、行政に関する手続の円滑な実施に寄与し、国民の利便に資する


この理念に基づき
関連する法律に精通し、
常に知見を高め、研鑽を積むべきプロフェッショナルです。


それは間違いありませんし
僕自身、誇りと責任を感じています。


しかし、
一方で、行政書士として開業すれば
起業家であり、経営者でもあります。


行政書士たるもの・・・
この考えを否定するわけではなく、
だからといって「行政書士なんだから・・・・でなければならない」
こういう風に拘泥するのはいかがなものかと思うのです。


たとえば、
僕は専門である産業廃棄物の許可について
お客様とお話しするうちに許可取得後に必要な
ステッカーを販売するというサービスを始めました。


以来、非常にご好評をいただいており、
許可取得だけでなくこんなこともお願いできるのはありがたいと
うれしいお声も多数いただいております。


しかし、ステッカーの販売は
本来の行政書士のサービス、仕事ではもちろんありません。


正直に言えば
「そんなの行政書士がやることではない」
そういう風に先輩行政書士にいわれたこともあります。


が、
僕たちは学者でもなければボランティアでもありません。


専門職でありながらもサービス業
お客様に利益になることがあるのであれば
それを提供していくことは大事なことだと思います。


特に急速に世の中のニーズが変わる今の時代だからこそ、
もっとアンテナ立てて、
お客様目線で考えなければ。


結局、
お客様の目線でなく、
自分本位で考えているから
今の場所に拘泥するのではないでしょうか。


行政書士はかくあるべきという軸は大事だと思いますが
行政書士さんにこれもお願いできるの?という視点
それも大事にしていきたいと思います。


では今日はここまで
最後までお読みいただきありがとうございました。

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 【編集後記】
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先日は僕の行政書士の師匠であり、
また10年来の親友の結婚式に行ってきました。


仕事をしながら準備に追われているのをみていたので
余計に当日の幸せそうな姿が印象的でした。


やっぱり結婚式は何度行ってもいいですね!


今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた来週!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。