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【第17号】ローカルルールについて

■ 行政書士の学校通信 第17号 2012.05.23

いつもありがとうございます。
行政書士の学校、校長の石下です。
この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

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 【今日の本題】
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先日の事務所の仲間の結婚式で
久しぶりに飲みすぎて記憶をなくした
行政書士の学校の校長の石下です。


今週もよろしくお願いいたします。


今週は【ローカルルール】についてです。


先日、古物商の申請で千葉県は銚子に行ってまいりました。
隣の県ということでちょっとだけ甘く考えていましたが、
調べてみると電車で片道三時間半!!


しかも乗り換えの本数があまりないので
思い切って車で向かったのですが
時間的には同じくらいかかりました。


隣の県ということで甘く見てはいけないのは
それだけではありません(ちょっと強引か・・)


許認可手続きにはローカルルールがあるのです。


先日の実務セミナーどんと来い!建設業でも
講師の小林先生がおっしゃっていましたが
建設業でもけっこう準備する書類に地域差はあり、
関東でいえば東京が一番厳しいとのことでした。

http://ameblo.jp/fc-ishige/entry-11249279502.html


産業廃棄物収集運搬業でもローカルルールはあり、
車の写真の撮り方なんかもちがったりします。


ただ、建設業と異なり、
東京は他の県にくらべると逆に優しいように感じます。


そして今回の千葉での古物商ですが、
これがまたなかなかに厳しい。


役員や管理者(責任者のようなもの)の顔写真を
略歴書に貼ったり、
営業所の地図や図面を用意したり、
正副ともに印鑑を押す必要があったりと
東京、埼玉、神奈川などではみられない
独自ルールが結構あります。


千葉は他に経験があったので今回は問題ありませんでしたが、
これらは千葉県警のホームページにも出ていませんし、
知らないでいったら出直しになってしまいかねません。


とはいえ片道三時間半で再提出はかなり厳しいですよね。


このように今回は古物商を主に取り上げましたが、
許認可手続きには地域差がかなりあるとおもっておいて、
事前に細かく確認をとることが非常に大事なのです。


特に慣れてくるとうっかりとかもありますので
エクセルか何かでこういった地域差等をまとめておくのも
いいかもしれませんね。


以上今週はローカルルールについてでした。

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 【編集後記】
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実は昨日の夜
某新聞社から取材をしていただきました。


これもきっかけはブログ。
担当者の方がブログを読んでくださっていて
企画的にピッタリと思って声をかけてくれたそうです。


思いがけなかった展開ですが、
改めてブログの力を思い知りました。


またちゃんと発行されましたら
メルマガでもご案内させていただきますね。


今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた来週!

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。