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【第8号】誰に頼んでも同じですか?

■ 行政書士の学校通信 第8号 2012.03.21

この学校通信は行政書士力
つまり実務力と経営力を高めるためのメルマガです。

早いものですでにメルマガ開始から8週目。
おかげさまですっかり習慣になりました。

やるまでは出来るか不安もありましたが
やっぱりまずはやってみることですね。

迷ったらまずやってみる
結局はやらなきゃわからないし、
やらない後悔よりやった後悔のほうが自分の身になりますね。

「現状維持は衰退である」

この変化のスピードの早い現代では
このように言われることが多々あります。

先日開催した行政書士実務セミナー
どんとこい!会社設立・融資業務』会社設立編
(http://ameblo.jp/fc-ishige/entry-11198193873.html)で
講師の赤沼先生がこうおっしゃいました。

「開業した頃は会社設立は10万以上の報酬だった」

僕が開業したのは4年ほど前ですが
その時でも平均8万円くらいだったように記憶しています。

それが今はどうでしょう?

色々なHPをみていると
5万円を切るのがたくさんあり、
中にはバックエンドがあるとはいえ、「ゼロ」というのもあります。

たった数年でこれだけ価格に変化があるのです。

基本的には会社設立というものは
複雑な形態のものでなければ
ある程度の知識があれば結果は変わりません。

インターネットでは情報が溢れ
法務局の人も電話で優しく教えてくれます。

「誰に頼んでも結果が変わらない」

だから「安い」ということで選んでもらう。

ひとつの考え方としては間違っていないと思います。

しかし人が選ぶ基準は「安さ」だけでしょうか?

赤沼先生は価格を下げることなく
沢山の設立手続きの依頼を取り続け、
さらには顧問契約にまでつなげています。

詳しくは4月13日のセミナーでお話していただきますが(笑)
明らかに「安さ」で選ばれているわけではないのです。

「赤沼さんだから」選ばれているのです。
安さ以外に赤沼さんが提供できる価値を付加しているのです。

これはもちろん設立業務に限った話ではありません。
すべての業務に共通する話です。

安さで選んだお客様はより安いところがあれば流れます。
作業量が変わらない中で価格だけを下げた場合
労働時間が増えるだけで手元に入るお金は大して変わりません。

誰に頼んでも同じでなく、
価格だけでなく、
自分を選んでもらう。

例えば僕の場合、
産業廃棄物許可を取得したお客様にブログを教えたりしてます。
http://ameblo.jp/itokai0311/

お客様に価値を提供できるものであれば
なんでもいいと思います。

「誰に頼んでも同じ」
でなく
「あなたにお願いしたい」

これから時代
これまで以上にこの意識が大切になってくるのではないでしょうか。

では今日はここまで。
最後までお読みくださりありがとうございました。

ABOUT US

石下 貴大行政書士の学校 校長
1978年栃木県生まれ。立教大学法学部卒業。 2008年に行政書士石下貴大事務所を銀座で開業。 2010年業務拡大につき行政書士法人GOALに組織変更。 産業廃棄物関係や建設業、古物商、運送業の許認可を専門に多数の実績をもち、単に手続きをするだけでなく、法令や制度の改正やコンプライアンス経営など許可取得後も成長していける身近な相談役であることを目指している。 趣味はサッカー。高校時代は栃木県優勝実績もあり、スピードと体力には自信あり。